買ってはいけない「最新ユニクロ・ワースト5」
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第166回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)
……いや、もちろんわかっているんです。これがテニスソックスであり、日常着用ではないということくらい。「ワンポイントの企業ロゴ」は海外のハイブランドも取り入れる近年のトレンドだけに、「日常着用」としてうっかり使ってしまう人もいるかも?と考えて、ランクインさせておきました。
ここ最近は控えめですが、以前まではこの2つ並びのブロックをユニクロロゴとして使っていました。スポーティーなアイテムではわざわざ反射材でこのロゴを使い、「ユニクロですよー! ぼく、ユニクロ着てるんですよー!」と主張される仕様になってたり。
別に「ユニバレ」がいけないわけじゃないですが、できれば高級ブランドと思われるくらいかっこよく着こなして「それ素敵だね。どこのなの?」と聞かれたときに「え? これはユニクロだよ(ニヤリ)」としたり顔で種明かしをしたいもの。最初から「ユニクロでーす!」と主張されているとなんだか安物を身にまとっているように思われてイヤだ……と感じるのは私だけじゃないでしょう。
実はこのテニスソックスを履いてみると肉感があり、クッション性が高く極めて良質なつくり。それだけにロゴがもうちょっと捻って、デザインライクにしてあれば日常用にも使えたかも。
▼4位「薄手コットンのフードブルゾンは安っぽく見えがち」
●コットンフルジップパーカ+E 2990円(+税)
使い方によっては素敵な着こなしももちろんできますが、たぶんこれを買った多くの人が「安っぽい服だなあ」と見られてしまうのではないでしょうか。こうした立ち襟のアウトドアライクなパーカーはナイロン素材ならばハリとツヤ感が生まれて高級感が出るものですが、コットン素材を使うと縫い合わせ周りにパッカリング(シワ感)が生まれやすくなり、どうしてもラフな古着っぽい風合いに見えてしまうのです。
無論、それが「味」であり、安っぽく見せないように高級感のあるウールスラックスなどに合わせるのがセオリーではあるのですが……うっかりデニムなどに合わせてしまうとイベントスタッフのユニフォームのようになってしまいます。
着用モデルさんは白パーカーにボーダーインナー、薄インディゴのデニムで合わせていますが、この服装をして「おしゃれだね」と言われる人がいたら、もうそれはその人がイケメンなだけでしょう。これでサマに見える日本人など全体の1%未満です。
こうしたアウトドアなパーカー類はハリ感のある素材でツヤを見せた方が高級感があり、見栄えが良いもの。薄手のコットンを使う場合は「どう安っぽさをカバーするか」をあらかじめ考えて購入することをおすすめします。
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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