雑学

冬服を一瞬で「春らしくさせる方法」

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第165回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 都内では徐々に春の陽気を感じられるようになりました。2月でもカラッと晴れた太陽の暖かさを感じる日に「黒のコートに黒のパンツ」など、どっぷり秋冬スタイルをしていてはちょっと季節感に欠けるもの。そこで今回は中途半端な季節にぴったり、冬物であっても「春らしさ」を感じさせる着こなし法をいくつかお教えいたします。

▼重力に反した色配置で季節感を獲得する

冬服を一瞬で「春らしくさせる方法」 まず一番簡単な方法がパンツに明るい色を持ってくることです。基本的にパンツは多くの人が濃いめのものを中心に使っているはず。実はそれもそのはず、我々の目は重力に慣れており「重いものは下に・軽いものは上に」という状態を自然に感じます。さらに色には重さを表現する効果があり、黒などの濃い色は重く、白などの薄い色は軽く感じるもの。……つまり下方向にあるパンツは暗い色のほうが「しっくり来る」と感じやすいわけですね。

 ですから多くの人が暗い色のパンツを持ってきがちなのはわかるのですが……だからこそあえて明るい色を下半身に持っていくと、目を引き際立つのです。普段、暗い色があるべき箇所に明るい色が配置されているので、実際の色の面積以上に目立ち春らしい軽快な印象を強くしてくれるのです。

冬服を一瞬で「春らしくさせる方法」 これは実は夏でも使える技術で、夏に黒Tシャツなどを使うとどうしても暑苦しく見えるものですが、下半身に白パンツなどを持って来ると、違和感が不思議なほど消えていきます。

 春らしい季節感を出したいのなら、普段とはあえて逆に「下半身に明るい色」を持って来るのがセオリーです。試してみてください。

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色小物は「面積」と「色彩」に注意

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