更新日:2022年12月14日 01:20
ライフ

日本最長の路線バスとは?驚きの6時間強、 トイレ休憩が3回!

 全国無数にあるバス路線には、マニアの間で話題になるちょっと変わった路線が存在する。今回は、約6時間半かけて奈良県の大和八木駅から和歌山県の新宮駅までを結ぶ166.9km、日本最長の路線バス「八木新宮特急バス」に乗ってみた。
八木新宮特急バス

運賃は路線バスとは思えない5250円!

トイレ休憩は途中3回。日本最長の路線バス

 バスが出発する朝9時すぎの大和八木駅。バス停には大量の高齢者軍団がいたので嫌な予感がしたが、それは的中。一挙、バスになだれ込んでいく! 慌てて記者も乗車したが、通路側の座席しかゲットできず。6時間半走るとはいえ、高速バスではなく路線バスなので、座席はリクライニングするわけでもなく普通のもの。一般的な路線バスよりは少しマシだが、それでもこの状態で6時間超えはかなりヤバい……。  そんな記者の絶望をよそに、おじいちゃんおばあちゃんの喧しいトークを響かせながら、バスはゆく。最初は市街地を走るが、徐々に車窓は山の中。五条駅近くの五條バスセンターで最初の休憩に入る。このバス、6時間以上も走るので、途中3回の“トイレ休憩”があるのだ。車内にトイレはないので、尿意がなくとも絞り出す。
八木新宮特急バス

トイレ休憩は途中3回あった

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2度目の休憩はすっかり山の中
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