Netflixでアニメビジネスが変わると何が起きる?――石川光久(Production I.G)×南雅彦(ボンズ)
世界190か国以上配信の可能性と課題点
海外のファンがスゴかった『カウボーイビバップ』
『WOLF’S RAIN』『スペース☆ダンディ』の続編は?
――そういった反響を目の当たりにすると、既存コンテンツをもう一度掘り起こすプランも出てくるのでは? 南:既存のコンテンツって例えば? ――そうですね……。例えば『WOLF’S RAIN』のような。 南:つまり『WOLF’S RAIN』の“続編”っていうこと? もちろんオリジナルとして弊社で持っているコンテンツとかは、どんどん作っていきたいなと思いますよ。だって構想だけならすでにできてるもん(笑)。 『WOLF’S RAIN』だってそうだし、『スペース☆ダンディ』の続編だってストーリーの構想はずーっとありますから。ただ、同じ作品をただやり直す、っていうだけならあまり魅力がないですね。 とにかく、何をやるにしても、まずは今回配信したアニメを世界中のお客さんがどう感じてくれるのか、しっかりと状況を分析していくことで、今後の我々を取り巻く状況は変わってくると思います。 石川:過去の作品がいろいろと評価されるのは、クリエイターにとってもチャンスが広がる良いことで、条件次第ではできる作品も可能性はあると思います。『B: The Beginning』もちゃんと反響があれば僕らも嬉しいし、それならシーズン2を作ろうっていう流れも生まれますから。 日本には小さいけれど良いものを作る制作会社がたくさんあるから、若いクリエイターのみなさんには僕らの様子を見て自分たちもチャンスだと感じてほしいんです。長年アニメ業界にいるけど、こんな新鮮で刺激的な状況ってなかなかないと思うんですよ。 <取材・文/小松良介 撮影/山田耕司(本誌)> 【石川光久(いしかわ・みつひさ)】 Production I.G代表取締役社長。タツノコプロを経て、現在の同社を設立。プロデューサーとして『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などの制作に関わる 【南雅彦(みなみ・まさひこ)】 ボンズ代表取締役。サンライズ時代にプロデューサーとして『カウボーイビバップ』などを制作。また、ボンズ設立以降も『鋼の錬金術師』などヒット作を数多く手掛ける【関連キーワードから記事を探す】
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