松井珠理奈不在のSKE48。選抜メンバーが確かな実力見せ、TIF2018を沸かす!
8月3日(金)から3日間行なわれた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」。最終日のHOT STAGE(Zepp DiverCity Tokyo) でトップを飾ったのは、SKE48だ。この日は、最新シングル「いきなりパンチライン」選抜メンバーに、井上瑠夏を加えた16人が登場(松井珠理奈は休養中のため不参加)。さっそくサマーチューンの「意外にマンゴー」で、観客をわかせた。「せーの!」のかけ声で、観客も一緒にジャンプ! それを受けて彼女たちの笑顔がはじける。まるで真夏の太陽のようにまぶしく輝き、屋内ステージを熱くした。
その後も「夏よ、急げ!」「ごめんね、SUMMER」「パレオはエメラルド」と、珠玉の夏ソングを放つ彼女たち。「パレオ~」のサビでは、センターの須田亜香里が「歌って!」と呼びかけ、合唱状態に。メンバーだけでなく、観客も巻き込み一体感を生み出しMCへ。
MCでは、メンバー数人が自身のアピールポイントを紹介。シェイク日高こと日高優月による中日ドラゴンズ・平田良介選手のものまね(ものまねの仕草が、シェイクしているように見えるため、とか)や、菅原茉椰が小畑優奈の頬をぷにぷにしながら「かわいいね~」と悶えたゆななPRなど、それぞれ熱く伝えた。「面白味のない自己紹介とかするつもりないんで!」とは、MC前の大場美奈。その言葉の通り、昨年より少し趣向を凝らした内容となっていた。
ライブ後半戦は、「いきなりパンチライン」「チキンLINE」とダンスナンバー2連発! さらに「12月のカンガルー」が続き、「無意識の色」でシメ。表題曲メンバーだからこそ見せられる、力のあるステージとなった。また「夏よ、急げ!」は大場、「チキンLINE」は古畑奈和など、曲の色ごとにセンターを変え、新鮮なステージを見せていた点も観客を楽しませた。そういった挑戦をしても貫禄が感じられるのは、実力のあるメンバーが多い証拠だろう。自分たちのファン以外もいる場で、圧巻のパフォーマンスを見せたSKE48。この魅力に取り憑かれた人は、きっと多いはずだ。
取材・文/松本まゆげ 撮影/難波雄史(本誌)
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