恋愛・結婚

帰宅したら、妻と愛人が正座してた!浮気男が懲りた狂乱の一夜

 妻に不倫がバレた時。それは不倫をしている男性に永遠に付き纏う恐怖である。軽い火遊びの気持ちで始まった不倫が、まるでドラマのような修羅場へと発展してしまったケースを紹介しよう。

妻と愛人がお出迎え

 

画像はイメージです(以下同)

 ある日アパレルメーカー営業職の三上さん(34歳・仮名)が帰宅すると、妻の琴美(27歳・仮名)と愛人の美和(28歳・仮名)が玄関で正座して「おかえりなさい」と言った。  あまりの出来事に驚愕した三上さんはいったん「間違えました」と言って家を飛び出た。 一体何が起こったのだろう。 「4年前の結婚直後から不倫していたんです。愛人は美和で3人目。妻にバレるなんて、想定外でした。しかも愛人と妻が結託するなんて」。  まるでドラマのような出来事に、三上さんは狂いそうになった。とっさに親友男性の田辺さん(34歳・仮名)に電話して「頼む!!いまから来てくれ!」と哀願した。

「2人とも死ぬと言っている」

 親友には以前から、美人の愛人・美和を自慢していた。出会いはアパレルブランドの発表会。MCの美和はすらりとした長身で漆黒の髪が艶やかな南国風美人。発表会が終わってからスタッフと一緒に食事をして、二次会、三次会とハシゴしているうちに、いつしか二人だけになった。三上さんは躊躇することなく美和さんをホテルに誘った。  三上さんがFacebookの美和さんの写真を見せびらかすと、「本当に綺麗だ。でもこんな人を愛人にして、罪悪感がないのか」と田辺さん。でも、三上さんはしらっとして「ぜんぜん」。  人生は短い。だから精一杯楽しむべきだ…と享楽的な三上さんに、「いつか奥さんにバレるよ。女は臭覚が強いからな」と田辺さんは忠告する。だが「男は綺麗な奥さんがいても、別の女を欲しがるものだ。そんな男の本能を無視した一夫一婦制が間違っているんだ」と開き直る。 「いつか痛い目に遭うぞ」という親友の言葉どおり、とうとうそのツケが回ってきたのだ。 苦悩 「とにかく一人ではなんともならないから、助けてくれ~」と電話で悲痛な叫びをあげると、田辺さんが駆けつけてくれた。「二人に事情を聴いてくれ」と頼み込まれ、田辺さんは一人でマンションに入って双方から話を聞くことになった。  1時間もしないうちに田辺さんから電話がかかった。 「今すぐ来てくれ。お前がこないと、二人とも死ぬといっている
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修羅場の始まり。泣いて争う妻と愛人
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コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪

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