働くキャストは全員精神疾患者『メンヘルカフェ』をオープンした理由
主催者も、働くキャストも“精神科通院中または通院歴”のある女性のみ、そんなカフェイベントが9月30日、新宿歌舞伎町のカフェを貸し切り開催された。主催者である柚咲ましろさんがイベントを発表した時点で、ネット上で賛否両論、批判的な意見も多数寄せられた。彼女はなぜ、このようなイベントを開催しようと考えたのか。イベント当日、柚咲ましろさん本人に話を聞いた。
「小学生ぐらいの頃から“人とは違う”ということを実感していました。授業中に教室の床で寝たり、体育館の天井に挟まったボールを延々と見続けていたり。社会人になり看護師として働き、趣味で“コスプレイヤー”の活動もはじめました。でも、大人になってからの仕事、趣味でも、やっぱり周囲とのギャップをずっと感じていたんです。面と向かって『あんた変だよ!』と言われることも多々あって……。
そこで去年10月に、検査を受けたらADHD(発達障害)の診断を受けました。さらに二次障害で“双極性障害、パニック障害、摂食障害など”もわかり、今年6月には障害者手帳を取得しました。発達障害とわかったときは妙にスッキリして、だから私は他者と交われなかったんだな、っと(苦笑)。こんな障害を持つ私でも、表舞台には出たいし、チヤホヤされたい。だったら、同じように“心の闇”を抱えている地下アイドル、コスプレイヤーさんを集めてイベントをやろう!と思ったんです」
当日のキャストが持つ病いは解離性障害、統合失調症、双極性うつ病、パニック障害、摂食障害、自傷癖などさまざま。全員包み隠すことなくオープンにし、お客さんとの情報交換をする姿も印象的だった。
「もっと、精神障害者を認知してもらいたい気持ちが大きい。私たちだって、本音を言えば頑張りたいんです。でも、病気から“ダメな日”はあるんです。動けない日、死にたい日だってある。でも、まだまだ日本には、うつ病ですら『甘えだ』『怠けてる』など言われがち。私の親ですら発達障害・精神障害だと話しても、『うつ病は気の持ちよう』『個性はみんな持ってる』と、否定してくる。そうではない。私は精神障害の当事者だから、心の病を抱えているコスプレイヤー、地下アイドルの気持ちは痛いほどにわかる。だから当日ドタキャンも構わない。そういう女性たちが表舞台に立てたり、社会と携われる場所を作りたい、という気持ちが強い。今日来ているお客さんも、そこを理解していてくれていると思います」
障害者手帳を取得したのがイベント開催のきっかけだった
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