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男が一瞬でおしゃれになる「ストール」の使い方

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第198回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今年は「巻物」に挑戦してみませんか? それもマフラーではなく「ストール」に!! どうも「おしゃれ上級者」なイメージがあるストール。巻き方もわからないし、値段も高いし、なんとなく敬遠しちゃう……そんな人も多いのではないでしょうか。  しかししかし、実は地味で無難なスタイルを、あっという間に激変させる力を持つのがストール!! いくら服装を凝ってみても「なんだかいまいちパッとしない」。そんな悩める子羊を救う小物こそがストールです。今回は3種類のストールで、あなたの服装を激変させて見せましょう。

ビッグストールは体型隠しの最適解

ストール まずは一つめ「ビッグストール」。長方形で片辺が180cm以上のものを選ぶといいでしょう。大判のビッグストールは何より小顔に見せてくれるパワーがあります。顔の周りに大きな布があると対比効果で小顔に見えるものなのです。顔の大きさは「八頭身」という言葉がある通り、体の大きさを測る際の基準点。顔が小さければ、対比で手足は長く見え、外国人のようなスタイルになる視覚効果を得られます。 「んなこと言われても巻き方もわかんねーし、どう使っていいか見当がつかない」と思う人もいるでしょう。  まず、巻き方は小難しいこと考えずにぜひ写真のように垂らすだけにしましょう。これだけでも小顔効果はあります。  また、合わせるコーディネートですが、「いつも通り」のスタイルで構いません。例えば、白シャツにに黒パンツとか、グレーニットにインディゴデニムとか。そうしたシンプルで地味な服装でOK。ストール自体がアクセントとなるアイテムですから、凝った服装よりも初心者的なスタンダードな着こなしのほうが簡単にマッチします。 「いつも通りの服装で、首にパッと巻くだけ」……ね? これなら難しくないでしょ?  ビッグストールはZARAなどに行けば、2000円程度で売られています。最初に選ぶものはあまり派手じゃない無地のダークトーンのものがいいでしょう。

便利なポンチョに挑戦してみよう

ストール ストールにある程度慣れたら、今度はポンチョに挑戦してみましょう。ストールの片側先端が二股になっているのがポンチョ型ストール。恋愛の二股は女性から怒られるけど、ストールの二股はおしゃれ感があり、女性から褒められるはずです。ストールは二股上等で色男をつくりましょう。  ポンチョも上記のストールと大して変わりません。なるべく大判でシンプルなものがおすすめ。ボリュームのあるカーディガンのような印象となります。合わせる着こなしもポンチョ自体がボリューム大で、インパクトあるのでシンプルなものでOK。  ポンチョはなかなか良品がありませんが、ユニクロなどでも一応展開されています。ちょっぴり素材感が頼りないですが、最初の一枚としては十分でしょう。また画像で巻いているのはアーバンリサーチのもの。こちらで1万2420円です。
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