仕事

憧れの美容業界に転職した40代男の嘆き「それが失敗のはじまりだった…」

社内不倫が横行する職場だった

転職失敗 「その会社には、3人の編集長がいて、Web媒体は40代アラフォーの女性の編集長。40代後半と50代男性2人が、それぞれ紙媒体でした」  ところが、女性編集長が40代後半の編集長と不倫関係にあったのだ。しかも不倫相手のその彼は経理のアラフォーの女性とも不倫。  つまり、W不倫が会社の中で繰り広げられていた。 「40代後半の編集長は、イタリア映画に出てくるような中年チャラ男。茶パツでお洒落パーマ。背は低いけど、女に甘えるのがうまいタイプ。妻子と湘南に住んでいますが、2人のアラフォー女性を手玉に取っているんですよ」  さらにもう1人の50代の編集長が“変態”であることも知ってしまった有馬さん。 「彼が仕事中にスマホをいじっていたのですが、何気なく画面が見えてしまって。それがハプニングバーのHPでした。あと、出会い系サイトで若い女の子の写真をチェックしている場面も目撃してしまって。未成年の女の子を漁っているという噂も流れていました」  社内のW不倫劇と変態編集長の存在。有馬さんはそれだけで気が滅入ってきたが、さらに厄介ごとが襲ってきた。 「男性編集長の不倫相手の経理女性が昼休みに僕に打ち明け話をしたんです。2年前に彼とバーで知り合って、男女の関係を持ったことがきっかけでこの会社に転職したが、将来自分が出資して、独立をさせたいと。それにあたって、僕も一緒に新会社に来てくれって。冗談じゃないですよ。もちろん、さらっと断りました」  元銀行勤務のその女性は、たんまり貯金を持っているという噂だった。有馬さん以外にも、社員を勧誘しているという話を聞いた。 「社長に呼び出されて、『新会社で働くのか?』とかいろいろ聞かれて。大迷惑でしたよ。しかもその日の夜に、とんでもないことに巻き込まれて」  ビルの屋上で、ついにW不倫の女性2人がバトル。どうやら、新会社設立の噂を女編集長が聞き、すべてがバレたそう。それを止めに入ったのが有馬さんだった。目撃した20代の若い編集者が、青ざめて有馬さんに助けを求めたのだ。 「女の喧嘩を止めたところで、社内不倫がなくなるわけじゃないですが、一応仲裁に入っておきました。でもその日に自分のデスクでため息をついていたら、50代の変態編集長から『おっ! 元気ねえな。ハプニングバー行くか?』と誘われて……。発狂寸前になりましたね。こんなことなら、まだ最初のバカ孫がいた会社の方が良かったかも……」  有馬さんはこの会社を辞めたいと毎日のように思っているが、アラフォーの就職需要はあまりないのが現実。相次ぐ転職の失敗で、「憧れは憧れのままにしておけばよかった……」と後悔の言葉を口にしている。〈取材・文/夏目かをる 取材協力/矢加部英達〉コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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