更新日:2019年01月11日 19:01
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観光客の殺到で住民が迷惑しているスポット10

住民大迷惑ワースト10

北新宿(東京都)……無届けの闇民泊が乱立。古くからの住民は「民泊宿泊者の騒音やゴミ出しトラブルは減ったが、観光客が家の周りを行き来しているのは不安」と話す 山谷(東京都)……1か月5万円ほどの安宿は外国人観光客相手に経営転換し、1泊4000円台に。山谷を後にする労働者も多く、低所得者の受け皿としての機能はもはやない お台場(東京都)……外国人観光客に人気の公道カートのメインコース。危険走行以外にも路上駐車や「普通の車の運転席から見えにくい」(タクシードライバー)などの声も 鎌倉(神奈川県)……狭い市街地に観光客の車が集中して渋滞が慢性化。「車で10分の距離なのに、アジサイや紅葉のシーズンの週末は2時間以上かかることもある」(住民)とか 浅草(東京都)……観光客の爆買いでコンビニが品薄に。特に路駐スペースに困った大型観光バスが住宅街にやってくると、付近のスーパーから果物やカップ麺がなくなる 谷根千(東京都)……海外にもその魅力が知られるようになった谷中・根津・千駄木では、古民家に勝手に入って写真を撮る外国人観光客の迷惑行為が多数、報告されている 美瑛(びえい)(北海道)……美瑛町では観光名所「哲学の木」周辺の畑が、無断で立ち入った内外からの観光客に踏み荒らされるなどの被害が。所有者の農家は’16年2月に木を撤去した 備瀬のワルミ(沖縄県)……景観の美しさやパワースポットとして有名となり、観光客のマナーの悪さが目立つように。住民が好意で開放していた同地へと続く私有地は閉鎖 中崎町(大阪府)……レトロな古い町並みにカフェや雑貨店、古着店が軒を連ねる同地には、所かまわずカメラを向ける観光客による住民のプライバシー問題が発生しているという 桜シーズンの目黒川周辺(東京都)……日本人が所かまわずゴザを敷いて陣取ったり、深夜まで騒ぐ酔客に地元民から不満が噴出。「苦情を言っても地元商店組合の力が強く聞き入れられない」(住民) ※順番は観光公害の大きさを示す順位ではありません。観光地への取材に加え、国内外の旅行口コミサイトの書き込み・ランキング、新聞やテレビなどの報道を基に情報をまとめたものです ― ニッポンの観光公害ワースト40 ―
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