小栗旬、窪塚洋介、忽那汐里も…海外で勝負する俳優たち
2020年公開予定のハリウッド映画『Godzilla vs. Kong』(原題)に出演することが明らかになった小栗旬。どちらも世界的な人気キャラクターであるゴジラとキングコングが、相見えるという注目作に、重要な役柄として登場するようだ。
国内で、『銀魂』や『クローズZERO』といった大ヒット映画に主演してきた小栗は、さまざまな人物を演じ分ける演技力を高く評価する声も多く、これまでも海外進出を望まれてきた俳優だった。事実、『Godzilla vs. Kong』の監督であるアダム・ウィンガードは、これらの映画を見て本作へ起用を決めたという。
今回の抜擢に際して、ハリウッド映画へ出演することに憧れがあったと語った小栗。予算や公開の規模が、それまでの映画とはまったく違うこともあり、そのハードルの高さは理解しつつも、「チャレンジしたい」と決意し、大きな意欲を持って撮影に臨むそうだ。
渡辺謙や真田広之のように、世界で認められている俳優の背中を追って、海外進出に挑戦する俳優は、小栗に限らず増えてきている印象だ。今回は、そんな海外で勝負する俳優たちをご紹介しよう。
自身のインスタグラムアカウントに、「ちょっくらロンドンで出稼ぎ行って来ます」といった内容の手書きメッセージを投稿し、話題となったのが窪塚洋介。彼は、日本ではNetflixで配信される2019年秋公開予定のドラマ『GIRI/HAJI』に出演するために、渡英するようだ。
ロンドンでヤクザと関わっているという行方不明の弟を追って、イギリスへ渡った東京の刑事を描く、二つの都市を舞台に繰り広げられるサスペンスだというこのドラマ。前述の弟役を窪塚が演じる他、平岳大や本木雅弘といった日本人俳優も出演するという。
2016年には、巨匠マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』に出演し、ハリウッドデビューを果たしていた窪塚。役者としてのキャリアを、海外でも順調に積み重ねている。
EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーとして人気を博している小林直己は、パフォーマーとしてだけではなく、俳優としても活動し、高い評価を得てきた。彼が出演した2017年公開の映画『たたら侍』は、海外の映画祭で数々の賞を獲得、また彼個人としても、最優秀助演男優賞を受賞している。
そんな小林も海外進出が決定。『エイリアン』や『ブレードランナー』で知られるリドリー・スコットが、製作総指揮を務めるNetflixオリジナル映画『The Earthquake Bird』(原題)に、日本人カメラマン役として出演するという。
このドラマで主演を務めるアリシア・ヴィキャンデルは、2016年の「第88回アカデミー賞」で助演女優賞を獲得している名女優だ。オスカー女優と共演する小林は、はたしてどんな演技を見せてくれるのだろうか。
世界的大物俳優・千葉真一の長男である新田真剣佑は、子役として日本でキャリアをスタートさせていたが、一度は学業に専念。高校卒業後に、役者としての本格的な活動をアメリカで再開し、日本未公開のアメリカ映画に数本出演している。
2014年から日本での活動を開始した新田は、映画『ちはやふる』シリーズに出演し、「第40回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞するなど、俳優として大活躍中だ。また、バラエティ番組などでも、そのユニークな人物像が注目を集めている。
そんな新田は、2018年公開のハリウッド大作『パシフィック・リム: アップライジング』に出演し、大きな話題を呼んだ。すでに海外での演技経験を積んでいる彼は、数多いる日本人若手俳優のなかでも、一際抜きん出た存在だといえるだろう。
窪塚洋介:ハリウッド映画や海外ドラマに出演、役者として順調
小林直己:ハリウッド映画でオスカー女優と共演も果たす
新田真剣佑:世界的大物俳優の息子も、いずれ大物俳優に!?
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