更新日:2023年03月20日 11:11
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黄ばんだ歯はホワイトニングでどこまで白くなる? おじさん記者が挑戦

 チラリと見える歯が黄ばんでいると、それだけで不健康に見えるもの。直接影響はないが「口、臭そう」というイメージにも繋がり、男女問わず印象は最悪だ。そもそも、歯の着色はなぜ起こるのか?

黄ばみが不潔感のもと!自然な白さで爽快男子に

「タバコ、カレー、コーヒー、赤ワインなどによる着色汚れに加え、加齢による唾液の減少も原因。また、歯のエナメル質が減ってくると中の象牙質の色みが透け、黄色く見えてしまうんです」  そう語るのはホワイトニング専門のサロン型歯科「ティースアート」の椿知之氏。
ホワイトニング

ホワイトニング施術

「歯が白いと爽やかで健康的に見えるということもあり、近年ホワイトニングの需要は高まっています。以前は芸能関係や女性がほとんどでしたが、最近では一般のサラリーマン、とりわけ30代以上の男性が増えてきていますね」  そこで、喫煙歴は10年以上、カレーもコーヒーも大好き、という典型的おじさん記者がホワイトニング初体験。果たして歯はどれだけ白くなるのだろうか。
ホワイトニング

施術中の様子。低濃度の薬剤を冷却機構で発熱を抑えたプラズマライトで浸透させることにより、歯の着色汚れを分解。個人差はあるが効果は数年間持続するという

「今回施術する『ブライトホワイト』は、歯のカラーチャートで8~10段階ほど色みを上げることができます。歯自体の明るさを上げるので、マニキュアで白さを足すのとは違って、より自然な仕上がりに見えますよ」  まず持病やアレルギーについてのカウンセリングを行い、歯の表面を軽くクリーニング。そして専用の薬剤を塗布し、光を照射すること1時間。全体で2時間ほどの施術で終了だ(20~24本6万円)。  結果は一目瞭然。黄ばんだ歯が驚くほど白くなっている。施術中と術後に薬剤が少々しみる感覚はあったものの、削るような激しい痛みはゼロ。明らかに印象が違う。
Before

Before

After

After。長年の着色汚れが1回の施術でスッキリ。口元全体の明るさが増し、はっきり清潔感がアップ

「白い歯を保つためにはまず、着色を防ぐことが重要。食後の歯磨きは基本、それが無理なら口をゆすぐだけでもOKです。また、酸性のものはエナメル質を溶かしやすいので控えましょう」  着色予防には日々のケアが大切だが、長年の汚れはホワイトニングで一気に印象アップするべし! 【椿知之氏】 ティースアート代表。ハーバード大学歯学部で審美歯科を学び、’95年に日本初の歯のホワイトニングサロンを開業。日本のホワイトニング界のパイオニア <取材・文/週刊SPA!編集部>
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