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ドラクエGO、ハリポタGO、マイクラGO。位置ゲーそれぞれの強みと死角

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 以前のコラムで『マインクラフト アース』と『ハリー・ポッター:魔法同盟』の登場で、ポスト『ポケモンGO』争いが激しくなると書きましたが、そこに新たな位置情報ゲーム『ドラゴンクエスト ウォーク』が発表され、三つ巴の様相を呈してきました。  今回は、通称『ドラクエGO』『ハリポタGO』『マイクラGO』の3作の強みと弱みをチェックしていきたいと思います。みなさんはどのタイトルに一番期待していますか?

初の『ドラクエ』位置情報ゲームとして課金バランスが課題!?

『ドラゴンクエスト ウォーク』 スクウェア・エニックス 2019年配信予定

街中におなじみのモンスターが出現するPVが話題になった『ドラゴンクエスト ウォーク』

 6月3日に大々的に発表された『ドラゴンクエスト ウォーク』。『ドラクエ』世界と化した現実の街を歩いて冒険する位置情報ゲームです。設定した目的地まで移動するとストーリーが進むイベントが発生する「目的地システム」が特徴。マップ上に出現するモンスターとコマンドバトルで戦い、倒したモンスターは図鑑に登録されます。共同開発は『白猫プロジェクト』のコロプラ。 ストロングポイント ・キャラ・モンスターが豊富 ・他の『ドラクエ』ゲームとのコラボ ウィークポイント ・ユーザーが集中し、トラブル多発の懸念 ・収益構造の確立がうまくいくか? 『ポケモンGO』が成功した大きな理由は、やはりポケモンのコレクション要素でしょう。この点で、モンスターの数・人気ともにひけを取らない『ドラクエ』は、位置情報ゲームに最適なコンテンツと言えます。また、他の『ドラクエ』作品や最新作とのコラボによって、話題作りができるというのも強みです。  心配なのは、立ち上げ当初にユーザーが殺到し、通信トラブルなどが頻発する恐れ。『ポケモンGO』でも指摘された、歩きスマホをはじめとするマナーの問題も再び持ち上がってきそうです。スマホゲームは最初に大きくつまずくと挽回が難しく、トラブルをいかに乗り切るかがカギでしょう。  また、ゲームのどの部分を収益の柱にするかにも注目です。ドワンゴの位置情報ゲーム『テクテクテクテク』は、ゲーム自体の評価は高かったものの、課金体系の確立がうまくいかずサービス終了となりました。『ドラクエ』シリーズとしては初の位置情報ゲームとなるだけに、課金バランスの難しさはあると思います。
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『ハリポタGO』『マイクラGO』は覇権を握れるか?
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