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“使えない”50代社員の特徴 現役世代から見たイラッとするポイントは?

50代の置かれた立場は想像以上に厳しい

 さらに、「今のリストラは氷山の一角にすぎない」とは人材育成を支援するFeelWorks代表の前川孝雄氏。 「人事は経営戦略の一環なので、中期経営計画とともに2~3年前には戦略を練り始める。景気悪化が予想される東京オリンピック後を見据えて、すでに動いています」  人事ジャーナリストの溝上憲文氏も「いち早く50代に辞めてもらって、AI専攻の大学院卒を年収1000万円で雇いたい。それが企業の本音」と話すように、今、50代の置かれた立場は想像以上に厳しい。この年齢で一度“使えない”認定されれば、奈落の底に真っ逆さま。そして、すでに崖っぷちにいることは、現役世代に聞いた下のアンケートからも明らかだ。 ===== <現役世代から見た50代社員> (25~49歳の会社員300人に調査) Q1 職場の50代社員に「使えない」と感じる人の割合は? 全員 6人 4分の3くらい 45人 半分くらい 72人 4分の1くらい 76人 いない 101人 Q2 「使えない」と感じる理由は何ですか? (Q1で「いる」と答えた199人が対象。複数回答) 態度がでかい 90人 能力が低い 80人 やる気がない 54人 給料が高い 52人 コミュニケーション力が低い 38人 ポジションを埋めている 30人 =====  50代の半分以上は使えないと回答した人は123人に上り、その理由を「態度がでかい」(90人)、「能力が低い」(80人)と辛らつに挙げる。だが、組織コンサルタントの堀公俊氏によれば、これも「妥当な批判」だという。 「実務能力とマネジメント能力は異なるのに、実務ができると管理職に出世してしまうのが日本企業の特徴。すると、新しいポストに対応できなくなり、有能が無能に一変する。結果、出世レースがひと段落した50代は、ほぼ全員が無能になる。これを“ピーターの法則”と言います」  経営陣からも現役世代からも見放され、もはや逃げ切ることも難しい状況なのだ。 <取材/週刊SPA!編集部 アンケート協力/エコンテ アイブリッジ> ※週刊SPA!8月6日発売号「[逃げ切れない50代]の末路」特集より
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週刊SPA!8/13・20合併号(8/6発売)

表紙の人/ 大原優乃

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