更新日:2023年04月19日 21:03
デジタル

iPhone 11 Pro Maxをさっそく買って使ってみた!一番のウリであるカメラは…

~第65回~  2019年9月20日午前中にiPhone 11 Pro Maxが届いたので、さっそくレビューしてみる。  9月13日21時から、新しいiPhoneの予約がスタート。筆者はアラームをかけて、スナックのカウンターで同時に予約。無事に、20日の発売日に手にすることができた。購入したのは、「iPhone 11 Pro Max」で、ストレージは256GBモデルにした。カラーはゴールド。新色のミッドナイトグリーンを試すべきだったが、好みで選んでしまった。Apple Storeで購入したので、価格は13万5800円+消費税1万864円となった。

時間ぴったりに予約したが、決済ではじかれて焦った。Apple Storeで秒を競う場合は、あらかじめ住所などの設定を済ませておこう

まず目に飛び込んできたのは背面カメラ!

 さっそく開封の儀。これまでのiPhoneはディスプレイが上を向いて箱に入っていたが、今回は背面が上になっている。カメラを見せたいためだろう。  前モデルのiPhone XS Maxとサイズを比べると、W77.8×D158.0×H8.1mmと、0.4mm・0.5mm、0.4mm大きくなっており、重量は18g増えて226Gとなった。なかなかずっしり来る重量だ。ちなみに、充電器はUSB Type-Cの18Wタイプ。もちろん、iPhone側はLightning端子だ。  デザインとしてはやはり3眼のカメラが目立つ。背面のガラスはマット仕上げで、指紋が付きにくくなっている。アップルのロゴがとても目立たなくなっているのは、筆者としてはやや残念。

ケースを開けるとこんな感じ。iPhoneの背面が上になって収納されている

端末は美しいが、カメラが3つあるのはちょっと怖い

充電器はUSB Type-Cの18Wで、USB Type-C/Lightningケーブルが付属する

 iPhone XS MaxとiPhone 11 Pro Maxを並べてデータを転送。1時間半と表示されていたが、40分程度で転送が終了。その後、アプリのダウンロードが始まる。

古い端末が手元にあれば簡単に転送できる

注目のカメラの使い勝手は?

 一番のウリはやはりカメラだ。焦点距離13mmの超広角カメラと、26mmの広角カメラ、52mmの望遠カメラの3つを搭載している。画素数は1200万画素だ。  この超広角が追加されたことで、撮影シーンはぐっと広がる。もっと広い範囲を撮りたいが、レストランや車内などスペースの関係で後ろに下がれない、と言うときに活躍してくれる。スナップも風景写真も広い範囲を写真にバッチリ納められるのだ。  設定から「写真のフレームの外側を含めて撮影」をオンにしておけば、より広角の写真も残しておけるので、あとで撮影範囲を広げることが可能になる。

撮影時に、0.5×/1×/2×をタップすることで、利用するレンズを切り替えられる

 暗い場所でも明るく撮影できる「ナイトモード」の搭載も嬉しいところ。広角・望遠カメラで利用できる機能で、薄暗い室内や夜間での撮影もできる。暗さによって数秒撮影する必要があるので、手ぶれをしないように注意が必要。とはいえ、三脚などを利用する必要もない。暗いバーでの撮影で大活躍しそう。レアなウイスキーやワインを飲んだら、必ず記録に残しているのだが、暗い店舗だと撮影できないことがあるが、iPhone 11 Pro Maxなら大丈夫だろう。三脚にセットし、30秒近い露光をすることで、星も撮影できるとのことだが、こちらはまだ試せていない。  動画機能も強化。最大60fpsの4K動画を撮影でき、動画の撮影中に画角を変更することもできる。飲食店のプロモーション動画などは、もうiPhone 11 Pro Maxで十分撮影できそうだ。正面カメラの画素数も1200万画素にアップしたうえ、スローモーション動画も撮影可能。SNS向けの凝った自撮り動画に活用できる。静止画の撮影モードでも、シャッターボタンを長押しすることで録画をスタートさせるQuickTake機能も便利だ。

同じ場所から撮影した超広角の写真

広角の写真

望遠の写真

 ディスプレイサイズはiPhone XS Maxと同じ6.5インチで、解像度も2699×1242ピクセルと変わらないが、性能は向上している。差はわかりにくいが、動画はやはりキレイ。スピーカーも強化され、端末だけでの動画鑑賞も快適だ。
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税込14万円以上だが、買い?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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