「今まで生きてきて一番酷い女」と言われる後妻。驚きの仕打ちとは?
―[シリーズ・俺が出会ったひどい女]―
他人にはガラクタ同然に見えるモノでも、本人にとってはかけがえのない宝物だったりするもの。それが、今は亡き相手との思い出の品であればなおのことだ。
実の子だけをかわいがる新しい母親
父親と後妻さんの間には、再婚した翌年、翌々年と続けて子供が生まれ、実の父親まで腹違いの弟ばかりをかわいがるように。ナオト君はそれを察してか、毎日のように友達の家や外に遊びに行き、家にほとんど寄り付かなくなっていたそうだ。
「それでウチの母が後妻さんにナオト君のことも見てあげたらと言ったことがあったのですが、『よその家のことに口出ししないでください!』って逆ギレ。この件もあって隣の家とは距離を置くようになったんです。僕も大学進学で忙しくなり、気づいたらナオト君と顔を合わす機会も減っていました」
実母の形見を勝手に捨てられブチ切れた!
呆然と立ち尽くすナオト君に声をかけると「母さんとの思い出の品をコイツ(後妻)が勝手に捨てたんだ!」と吐き捨てるように言い、そのまま家を飛び出してしまったとか。
「近所の公園にいる彼を見つけて話を聞いたところ、部屋に置いていたマフラーや手袋、母親との写真などが消えていたそうです。それで後妻さんに尋ねたら『あれなら捨てたわよ』って言われ、頭に血が上ってしまったようです。もちろん、暴力は許されるべき行為じゃありませんが、このときのナオト君には『君のやったことは間違ってる』とは言えませんでした。僕も許せないと思ったし、もし自分が彼の立場ならもっとひどいことをしたかもしれませんから」
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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