更新日:2019年10月18日 22:41
仕事

とっとと転職すべき? 働き続けていい会社とダメな会社の特徴

<年代別「働き続けていい会社」のポイント>

●20代……チャレンジに寛容かつ正当な対価を支払うか キャリア意識や社会貢献への関心が高い世代だけに関連するプロジェクトや社員育成を行っているかどうか。また、チャレンジを正当に評価し、対価を支払う企業は今後の成長を下支えするので働き続ける価値あり ●30代……新規事業にエース級の人材が投入されているか 専門性を磨きながら自身が輝ける会社かどうか。「稼ぎ頭となっている既存の軸とは別の新規事業にエース級の社員を送り込んでいる会社は変化を恐れていないので将来性があります」(前川氏) ●40代……マネジメントの経験を積ませてくれるか マネジメントの経験を積めない企業は早めに見切りをつけたい。「管理職が50代ばかりの会社は、彼らの定年後、30代が抜擢される可能性が高い。戦力外にならぬよう40代は周囲を巻き込む力を鍛えたい」(前川氏) ●50代……プレーヤーとして現場復帰を打診してくれるか? 自主退職はせず、もう一勝負する覚悟が必要。「現場に戻り新しいプレーヤースキルを獲得しながら、培ってきたマネジメントスキルとブレンドすれば唯一無二の存在になり、定年退職後も戦えるでしょう」(前川氏)
働き続けていい会社の特徴

転職サービスdoda(’17年9月~’18年8月にdodaエージェントサービスに登録した20~59歳のホワイトカラー系職種の男女正社員36万件を対象に調査)を基に編集部が作成

【人事コンサルタント・城 繁幸氏】 Joe’sLabo代表取締役。労働・雇用問題に若者の視点を導入。著書に『7割は課長にさえなれません』(PHP研究所)など 【ブラック企業アナリスト・新田 龍氏】 働き方改革総合研究所代表。新刊の『ワタミの失敗』(KADOKAWA)ほか、ブラック企業の問題や働き方に関連する著書多数 【FeelWorks代表・前川孝雄氏】 独自開発した「上司力」「50代からの働き方」研修で400社超を支援。共著に『一生働きたい職場のつくり方』(実業之日本社) 【経営戦略コンサルタント・鈴木貴博氏】 百年コンサルティング代表取締役。大企業の経営戦略コンサルのかたわら、近著に『格差と階級の未来』(講談社)など著書多数 <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/神林ゆう> ※10/1発売の週刊SPA!特集「働き続けていい会社」より
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週刊SPA!10/8 号(10/1発売)

表紙の人/ 木村拓哉

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