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戸田恵梨香は朝ドラで15歳役。実年齢と差がありすぎな役を演じた役者たち

 NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』の放送が、9月30日に始まって間もないが、この作品でヒロインの女性陶芸家・川原喜美子を務める戸田恵梨香が、15歳として出演することをご存じだろうか。  子役からのバトンを受け取って、10月10日放送分から本格登場するという戸田は、まず女子学生時代の川原を演じるという。撮影時点で31歳だった戸田だが、「わーい」とはしゃぐような台詞も発しなければならなかったそうで、15歳として振る舞うことについては「息切れしてしまいました」と、素直な感想も漏らしている。  今回の記事では、戸田と同じく、実年齢と大きなギャップがある役柄に挑んだ俳優をまとめてご紹介する。さっそく見ていこう。

上野樹里:24歳のときに6歳役

江

当時24歳でありながら、幼少期の江を熱演した上野。実年齢との差もさることながら、6歳になりきるという点も、演技を難しくさせたことだろう。(『NHK大河ドラマ 江 姫たちの戦国 完全版 Blu-ray BOX 第壱集』アミューズソフトエンタテインメント)

 年齢差といえば、この作品が外せない。NHK大河ドラマの第50作目として、2011年に放送された『江 ~姫たちの戦国~』で、主人公を務めた上野樹里が演じたのは、なんと6歳の役だ。  戦乱の世に翻弄される女性たちの人生に、スポットライトを当てたこの作品のなかで、幼少時代を描く際には、子役が当てられるのが普通だろう。ただし本作では、子役をほとんど使わない演出を選んだために、6歳の頃の江を、放送当時24歳の上野が演じることとなったのだ。  ちなみに、江から3~4歳しか離れていない2人の姉の役を、27歳の水川あさみと37歳の宮沢りえが務めたことも、大きな話題となった。

福山雅治:41歳のときに18歳役

龍馬伝

10代の坂本龍馬を、41歳で演じた福山。視聴者にはわからない苦労や苦悩も少なくなかったようだ。(『大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD-BOX I 全4枚』アミューズソフトエンタテインメント)

『江 ~姫たちの戦国~』の前年である2010年に放送されていた『龍馬伝』で、坂本龍馬役を演じていた福山雅治も、実年齢と役柄に大きなギャップがあるなかで演技を行っている。  ドラマの序盤で放送当時41歳の福山が演じていたのは、1852年、18歳の龍馬。20歳以上も歳の離れた龍馬を、見事に演じ切ったこともあり、ドラマに高評価を与える視聴者の声も多かった。  しかし、当の福山自身は、10代の龍馬役が「難しいな」と感じていたという。「見た目は仕方がないので、気持ちだけティーンエージャー」として、大役に挑んだことが功を奏したようだ。
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35歳のときに90代役を演じた俳優
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