木下優樹菜が活動休止を発表。元ヤン気質は大人になっても抜けないのか?
「いい年こいたばばあが」
「事務所総出でやりますね」
タレント・木下優樹菜(31)が一般人に対して送った恫喝メールは、世間に大きなインパクトを与えた。
「元ヤン」であることを公表しながら、現在はママタレ枠としての地位を確立、世間からの好感度も高かった木下。だからこそ、今回のヤンキー丸出しの言動に衝撃を受けた人も多かっただろう。彼女の立場ならば普通、揉め事に対しても穏やかに対応すると思うのだが、やはり元ヤン気質というものは根深く、大人になっても残り続けてしまうものなのか?
気になった取材班は、精神科医の春日武彦氏に分析を依頼した。
「普段は標準語を話していても、興奮したり我を忘れるとつい方言が出てしまうようなもので、身に付いた『ヤンキー気質』は大人になっても本人の心に潜在すると思いますよ」(春日氏、以下同じ)
とはいえ木下は、「元ヤンキャラ」こそが個性であり、過去を隠さなかったことで成功を収めたタレントとも言える。そうなると、潜在するヤンキー気質を消す必要がなかったとも分析できるはず。
それを踏まえて春日氏は、ヤンキー特有のある性質が理由で、元ヤン部分が過剰に出現したのではないかと語る。
「ヤンキーにありがちなことのひとつとして、いい歳をしてもいまだに中学や高校の頃の武勇伝(上級生の番長とタイマンを張って勝ったとか)を酒の肴にして地元の安居酒屋で盛り上がる、というのが挙げられますよね。彼らは、想像以上に武勇伝(ときには改造車のこととか成人式の馬鹿騒ぎとか)にこだわり、それが地元で生きて行くための絆として機能している気がします。今回も、それが影響したのではないかと…」
活動休止を発表も…騒動は収まらず
8日、活動休止を発表した木下優樹菜。騒動の発端は先述の通り、木下が実姉の勤務していたタピオカ店店主に対して恫喝めいた文言を、SNSを介して送ったこと。これがネット上で拡散され、批判が殺到したのだ。本人は自身のインスタグラムに一連の騒動についての謝罪文を掲載したが、人気タレントらしからぬ言動のインパクトが大きかったゆえか、収束には至らなかった。
ヤンキー気質は大人になっても抜けないのか?
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