プロゲーマーがグラドルと結婚する時代に。かつての男子ゲーマーたち、自己肯定せよ/明石ガクト
―[明石ガクトの動画オーバードーズ]―
『ハイスコアガールⅡ』

かつての男子ゲーマーたち、自己肯定せよ
ハイスコアガールのBlu-ray/DVDが2BOXで発売が決定!
— TVアニメ「ハイスコアガール」公式 (@hi_score_girl) December 8, 2019
STAGE1はサントラやチーム日高ステッカーなど豪華特典がついて3/25に発売!
詳細はこちらhttps://t.co/jHm0og0lXz#ハイスコ めがね pic.twitter.com/0EBGSeNUQg
僕らの青春であり物語の舞台である’90年代は、ようやくオタクという言葉が市民権を得た時代。あれから30年近くの時がたち、今やオタクという言葉は死語となり「好きなことで、生きていく」がもてはやされ、あの頃なかった職業「プロゲーマー」があの頃憧れてた「グラビアアイドル」と結婚する時代に。 自分の趣味を肯定することが、自分だけのヒロインにたどり着く道だということを主人公のハルオと相棒のガイルは教えてくれてたんだ。この作品はぜひ、深夜に一人で観賞してほしい。連コインでお財布を軽くしながらも自分の「好き」と向き合っていた、あの頃の自分と一緒に観られるから。 ●『ハイスコアガールⅡ』 ゲームだけが取りえの主人公が凄腕ゲーマーたちと戦う’90年代コメディ。ROUND16~がNetflixなどで配信中 (C)押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガールⅡ製作委員会
―[明石ガクトの動画オーバードーズ]―
’82年、静岡県生まれ。上智大学卒。’14年、ONE MEDIAを創業。近著に『動画の世紀 The STORY MAKERS』(NewsPicks Select)がある
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
話題の「セリフなしアニメ映画」スペイン人監督と日本人妻を直撃。夫婦円満の秘訣は“異常なまでの映画愛”
アニメ&ゲームのちょいエロ戦略。規制を逆手に取ってエロさ百万倍!
日本のアダルト規制の歴史。過激な時代は終わり、現在は控えめな“チラリ”表現が人気なわけ
“アニメのセル画を文化庁が買い取る”取り組みに賛否…「運営できる人材がいない」
紅白出場声優・飯田里穂「実は就活してました」芸能に興味なくした時期も
この記者は、他にもこんな記事を書いています