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昼間は受付嬢、夜は“ギャラ飲み”で月25万円稼ぐ女性の給与明細

 従来にはなかった稼ぎ方で大きな利益を上げる女性たち。目まぐるしく変わり続ける世相の流れを読み切り、自らの才覚と努力で驚くほどの結果を残した彼女たち。今回は隆盛を極める“素人キャバクラ”ギャラ飲み編。彼女らの懐事情とは?  ●玲奈さん(仮名・24歳)……主に恵比寿と六本木のギャラ飲みに参加。ギャラがもらえる会に参加するようになり合コンへの興味がうせた一方で、ギャラ飲みがきっかけで知り合ったのちに気が合い、プライベートで会うようになったケースもある
ギラギラ女子のマル秘給与明細

玲奈さん(仮名・24歳)

ギャラ飲み希望女子急増で案件獲得争いが過酷に

「もともとお酒を飲むのが好きなので、それでお金がもらえるなんて本当に最高だなって(笑)」  そう屈託のない笑顔を見せる玲奈さん(仮名・24歳)は、昼間は受付の仕事をしながら、夜な夜なギャラ飲みに参加する。 「学生の頃からときどきタクシー代がもらえる飲み会に参加することはありましたが、本格的には1年ほど前から。ギャラ飲みアプリがいいって友達に勧められたのがきっかけです。手軽に参加できるうえに、自分じゃ絶対に行かないような高級店でごちそうしてくれることも多くて、一気にテンションが上がりました」  元来、社交的な性格だという玲奈さんはそうして寸暇を惜しむように飲み会に参じるように。 「女のコの取り分は1時間で4000円ちょっと。2時間から2時間半ほどが多いので1件で1万円前後ですが、たまにチップもくれる人もいるので、毎回、どんな人なのかドキドキしながら現場に行きます。ゲームで勝ったら1万円とかもあって、下品だなって思いながらもなんだかんだ楽しんでいます(笑)」
ギラギラ女子のマル秘給与明細

玲奈さんが見せてくれたアプリの管理画面。「直接男性とお金のやりとりをしなくていいのでとてもラク」

 コンスタントに昼職以上を稼ぎ、楽しくギャラ飲みライフを満喫しているように見える彼女だが、その生存競争は実は甘くない。 「ここ最近、ギャラ飲みが一般的になって男性の利用者も増えたんですが、それ以上に女のコが増えすぎて競争率が上がってしまったんです。以前は多い月だと40万円ほど稼げたのですが、最近では半分近くまで減りました。  私がメインで使っているアプリだと個別に連絡がくる案件と女のコ全体に連絡がくる案件があるんですが、個別案件でもすぐに返事しないと流れていくことが多くて。慌ただしいのだと1分以内に返事をしないといけないので、スマホは手放せません。
ギラギラ女子のマル秘給与明細

アプリの画面には運営からの通知が続々と届き、女性はその内容に応じて自らの都合を入力していく

 最近ではアップルウオッチで通知を確認して即レスを心がけていますし、スマホを最大音量で枕元に置き、就寝後の連絡に備えています。深夜の2~3時から改めて化粧して出かけることも珍しくありません」  ギャラ飲みブームを目いっぱい謳歌する彼女に、安眠できる日が訪れるのはまだ先のようだ。

<玲奈さん1か月の給与明細>(昼職はのぞく)

・手取り収入 25万円 ・実働時間 40時間 ・勤務日数 16日 ・休日数 15日 ・時間単価 6250円/1h <取材・文/週刊SPA!編集部>
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