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ユニクロで買うべき新作アイテム3選。普通は1万円のシャツが1000円台

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第261回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回はユニクロの新作アイテムの中からマストバイアイテムを3点ピックアップしました。ぜひご参考に。  なお、YouTube動画でも紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

▼希少素材を贅沢に使って1000円台!

エクストラファインコットンブロードスタンドカラーシャツ(長袖) 1990円(+税) エクストラファインコットンブロードスタンドカラーシャツ(長袖) なんといってもユニクロの春物はこのシリーズ、「エクストラファインコットンブロードシャツ」。油断すると人気サイズ、人気モデルは完売になってしまうので早めのチェックがおすすめです。  このシャツの何がいいのか? なんといっても素材に特徴があります。世界の綿生産量のわずか5%未満とされている超希少素材である超長綿を100%使用したのがこの「エクストラファインコットン」。いかにスゴいことか、例えばZOZOなどで超長綿を100%使ったシャツなどを調べれば、1万円を超えているほうが普通です。もちろんブランドネームや諸々他の要素も入ってくるので、一概には言えませんが……1000円台で超長綿を100%使ったシャツを展開しているのは、世界でも極めて稀。ユニクロくらいのものです。  では、超長綿とは何か? 誤解を恐れず分かりやすく言えば、「ものすごく細い糸を使った素材」のことで、シルクのような滑らかなツヤ感を持ちます。素材のことを文章で言われてもピンとこないと思うので、ぜひ実物を触ってみてください。明らかにほかのシャツと異なる風合いです。高級感があり、とてもユニクロには見えません。超長綿も10%使用50%使用など割合でごまかす場合も多いのですが、こちらは明確に100%使用と銘打った素材。確かに風合いは段違いです。  シャツはメンズの場合、肌着替わりに使うもの。冬はニットの中に、春は一枚でと幅広く活用するでしょう。なかでも白シャツは男性の肌着と同義、ヘビーユースして然るべきものです。そして、ヘビーユースするものだからこそ質がいいスタンダード品が欲しいもの。超長綿のシャツなど普通に買えば1万円するもので、それこそヘビーユースするにはもったいないアイテムでしたが……ユニクロの1990円なら雑に毎日使える。これは本当にありがたい。  また、昨年までのモデルからマイナーチェンジしており、洗いざらしでもシワがつきにくくなっています。ノンアイロンでも使えるイージーケア、ほんとユニクロはどこまで進化してしまうのか……。

▼アウター2枚でこの値段

2WAYステンカラーコート 9990円(+税) 2WAYステンカラーコート 春用のステンカラーコートは良品が少ない。というのも、日本のメンズファッション市場だと春コートはとにかく売れないのです。日本は春の季節が短く、寒かった冬が明けたと思ったらすぐに暑くなるもの。春は一瞬で通り過ぎてしまいます。実際、この手の春コートがどのくらいの期間、着ることができるのか考えてみれば、3月頃に冬コートから春コートに切り替えて、4月の終わりにはもうお役御免になることも。正味2か月くらいしか使えないものに数万円なんて出せませんからね……なので日本では春コートが売れない。そして、売れないからこそ製品開発せず良品が生まれない。悪循環が起きているのです。  そこで常套手段は「取りはずし可能なライナー」をつけるわけですね。こちらのユニクロのコートもその類。防寒性の高いライナーをつけておくことで、冬も使えるし、春も暖かくなる夏直前まで使えるよと期間を長くもたせるわけです。  しかし、取り外しできるライナーは我々洋服を作る側の理屈でいえば、「違うアウターをもう一枚作る」のと工程的には同じ。なので、値段は高くならざるを得ません。  取り外しできるライナーがついて、ハリのあるアウター素材を使って1万円を切ってるこのコート。見た目に特別なポイントはありませんが、良素材と格安設定だけで十分価値があります。冬コートに飽きた人は試す価値あり。
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この時期、助かる柄ニット
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