仕事

稼げるキャリアの築き方。転職で自分を高く売るには?

 新型コロナウイルスによってリモートワークが注目されるなど、思わぬ要因で加速する「働き方改革」。しかし、賃金が上がらないのに、この4月から介護保険料が大幅に値上げされたなど、労働者の懐事情は日々過酷さを増している。しかし、給料が上がらない“時代”に甘んじることなく、自ら道を切り開く猛者はいる。新しい時代の“稼ぎ方改革”とは? 転職

転職を意識するだけでも市場での価値が高まる!

「稼げるキャリアを築きたければ、常に自分をマーケットに晒すこと」  そう語るのは、『転職の思考法』の著者である北野唯我氏だ。 「厳しい言い方ですが、働き方が多様化すれば、成長のない人材が稼げなくなり、給料が下がるのは摂理。社内ではそこそこのポジションが取れていても、果たしてそれはマーケットでも通用するものなのか? 転職するつもりがなくても、自分の市場価値を高めることを意識することは、キャリア構築の上でとても重要です」
[稼ぎ方改革]のススメ

北野唯我氏

 逆に言えば、新卒から20年ほどのキャリアがあれば、誰でもそれなりに積み上げたものがあるはず。たとえ転職を意識するだけでも、ひとつの「稼ぎ方改革」に繋がるわけだ。 「僕はよく“ピボット型キャリア”と言っていますが、自分の強みに軸足を残しながら、もう片足を今後強くなる分野、業界に少しずつズラしていけば、変化に対応するスキルが身につきます。その際、今後伸びるであろうマーケットを意識して何をすればいいか考えていくのは大事。  そこで初めて転職してもいいし、スポットコンサルのような副業で刺激を得てもいいと思います。もっと簡単なのは、自社の新規事業部にコミットし、その部署の担当者と交流を持つだけでもいい。能動的に新しいことを学べる環境に身を置くことが重要です」  具体的に、今後伸びるマーケットとはどんな業界なのか? 「断定は難しいですが、シニア向けのサービスなどは、より必要とされるでしょう。また、そうした領域でもITの活用は必須になっていくので、少なくともITやテクノロジーの分野をまったく理解していない人は、今後10~20年でさらに厳しい状況になってしまうとは思います。  ただ、それも難しく考えすぎる必要はなく、今レベル1の人は、せめてレベル2、3と少しずつでも上げていけばいい。新しいもの、若い人を毛嫌いせず、まず興味を持つ。ミドル層こそ好奇心を大切にすべきです」
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自分のキャリアをまずは知る
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