仕事

YouTubeより稼げる、動画配信をゼロから始めるには?

 新型肺炎騒動によってリモートワークが注目されるなど、思わぬ要因で加速する「働き方改革」。しかし、賃金が上がらないのに介護保険料が大幅に値上げされるなど、労働者の懐事情は日々過酷さを増している。給料が上がらない“時代”に甘んじることなく、副業で自ら道を切り開く猛者はいる。そんな彼らのライフスタイルを見ていこう。

競争が激化する市場で今後の伸びしろは対高齢者動画か!?

[稼ぎ方改革]のススメ

酒井祥正氏

 動画配信による収入は、令和を象徴する新たなマネタイズ法だ。その手法は広告収入、投げ銭、オンラインサロンなどに分けられる。しかし広告収入の場合、YouTubeだと登録者数1000~1万人のクリエイターで月5万円程度の収益になるかどうか。手っ取り早く稼ぎたい人はライブ配信サービスでの投げ銭や、オンラインサロンなど、大口のファンを味方につけるのが最善だろう。  では、ゼロから動画配信を始めるにはどうしたらいいのか。「動画集客チャンネル」を運営する酒井祥正氏に手法を尋ねた。 「ジャンルにもよりますが、初動だけならスマホでも大丈夫。iPhone 8以上のスペックがあれば高品質な動画投稿はできます。本格的に始動する際に最低限必要なのは、カメラと照明。動くものだとビデオカメラ、固定撮影だったらミラーレスカメラかコンデジ、旅系はゴープロと撮影ジャンルによって使い分けましょう」
[稼ぎ方改革]のススメ

今後は教育系のコンテンツがウケると酒井氏。企業案件ももらいやすいのも強みだ

 では、動画編集ソフトはどうか。 「Adobe Premiere Proがポピュラーですが、おすすめはFilmora9です。ソフトの使い方は検索すればたくさん出てきます」  とはいえ、「動画の配信ペースは副業だと週2本が限度。半年から1年は収益化に繋がらないと考えるべき」と酒井氏は釘を刺す。 「過当競争の厳しい世界であることを踏まえて、差別化したコンテンツの提供が必須。最近は高齢者がYouTubeを観るようになっており、裁縫や編みぐるみの動画が人気を博しています。この層に刺されば月収5万円は達成可能な数字だと思いますよ」 【映像ディレクター・酒井祥正氏】 ゴールデンモンキー代表。YouTubeで「動画集客チャンネル」を運営しており、彼の動画を一通り観れば動画での収益化がすべてわかると評判だ <取材・文/週刊SPA!編集部>
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