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新型コロナ詐欺にやられた!Amazonでマスクを買ったつもりがタオルに…

まだまだある新型コロナ関連詐欺の手口

 警察や厚生労働省などからは、新型コロナウィルスに関連する様々な詐欺事例が公開されている。例えば、マスクやアルコール消毒液を手頃な価格で販売するといって、フィッシング詐欺サイトに誘導する例。もちろん、個人情報やクレジットカード情報だけ盗まれ、商品が届くことはない。 「新型コロナウィルス対策で無料でマスクを送付する」というSMSがスマホに届くこともある。こちらも、記載されているURLに移動して住所などを入力するが、もちろんマスクが届くことはない。個人情報を盗むフィッシング詐欺だ。  警察庁のサイトでは、「マスクの購入代金を支払うように」という架空請求詐欺の事例が紹介されている。この状況では「マスクが手に入るなら払ってしまう」という人も出てきそうで怖い。

警察庁のウェブサイトではマスクの購入代金に対する架空請求詐欺に関する事例が紹介されている

 世の中が乱れると、投資詐欺も活発になる。最近は、新型コロナウィルス被害は実体経済にダメージを与えるので、ゴールドに投資するのがよいという迷惑メールが届くようになった。もちろん、ゴールド投資はいいのだが、きちんとした業者で取引しないと、ネット詐欺に遭ったり、高額な手数料を請求されるといった事態になりかねないので注意すること。  経済的なダメージを負った企業や個人に対し、政府が保証するというニュースが日々流れている。現金に関する内容なので、当然ネット詐欺のターゲットにもなる。厚生労働省は、50万円の助成金を受けられると持ちかける詐欺事例を紹介している。リスクなしで現金がもらえるなら、とその気にさせ、個人情報を盗む詐欺行為だ。もし、騙されやすい人なら、申請手数料という名目でカネを取りにかかられることも考えられる。  融資や助成金は銀行などのしかるべきところに、自分からアプローチすること。怪しいホームページやダイレクトメールにひっかからないように注意しよう。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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