意識高い系コントをオンエアするNHK番組の秀逸さ【コラムニスト・木村和久】
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その92 ―
ウッチャンのいいところは、人をいじり倒さないこと。ナンチャンもそうだけど。そこらへんが、NHKに向いていたのでしょう。NHKは民放と違い、制約もあるし、品性も問われる。そういう制限された状況だから、質の良い笑いが生み出されたのかも知れません。
今の世の中、SNSなどやっていると、炎上してヒステリックに人を攻撃しがちです。昔は、バラエティで過激なことをやってて、それを見てスカッとできた気もします。でも今は、リアルな人生が炎上の危機だし、下流難民やら、中年破産やら、せちがないことが多いです。だからバラエティに求められているのも、安らぎとか、ほんわかしたものなのではないかと。
大物タレント仕切りで、上からの無茶ぶりに、ビビりながらリアクションする圧迫芸は、リアル人生の縮図を見てるようで、全然笑えません。「あの若手芸人、大物からの突っ込みに、リアクションが中途半端、次出番ないかもなあ~」。そんな力関係まで視聴者に見透かされたら終わり、なんのバラエティやらですよ。

木村和久
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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