更新日:2020年05月29日 18:26
お金

【皐月賞】一筋縄ではいかない牡馬クラシック第一戦を、李正侑が一刀両断するレース展開とは?~払い戻しはこちらへ~

コントレイルをあえて外す理由とは?

 皐月賞について振り返ると、ここ十年を見ても固く収まりましたなんていう年は少ない。  2年前、3年前は今となっては強い馬が馬券内に並んでいるように見えるが当時は斜め上の決着すぎて、ずいぶんと張り込んでいた俺は即テレビを消した記憶がある。  とはいえ、傾向はあると言えばある。  上がり3位以内の馬が勝つとか、4コーナーで最低でも8番手以内にはいないとやらデータだけで見れば紐解いていけそうな気がしてしまうが、これはあくまでも結果論の話。  長く良い脚を使える先行勢と中団待機組、かつ前走で1800m以下を使われていた非トライアル組でディープにステイゴールド、ハーツクライと言われたところで種牡馬はちょうど2世代被る時期だし、このメンバーでの位置取り当てを事前にするのもかなり難しい。  捲っていきそうな騎手もいるし、「無敗同士の対決」として注目を集めるサリオスもコントレイルも蹄が心配だ。コントレイルに関してはエクイロックスで蹄が真っ白になっていたしな。  ただ、こういう不安がありそうな馬を切ったところで、クラシックということもありギリギリの仕上げを施して結果強い勝ち方なんていうのも見てきたし、本当に軸を一頭絞るのが難しいレースだ。  まあとにかく差し一辺倒は厳しい。先行か、もしくは捲り上げる脚というか位置取りを自由に変えられる馬に強みが出るコース。  サトノフラッグの前走コーナー通過順は8-8-8-2というもの。  2勝目の時計とラップも強調材料で、1勝クラスながらホープフルSに相当するレベルだった。  一転して、時計が求められない、かなり緩んだ馬場の弥生賞はレースラップが12.5 -11.8 – 12.3の流れを楽勝した。ラップが加速した地点を外から動き、残り200mで先頭に立ってからのラップが12.2とまったくペースが落ちていない。  どのような馬場でもラストまでラップが落ちにくい持続力は、今の荒れた中山でも魅力。これは数字上サトノクラウンより強いことになるしごちゃつかなければ勝ち負けになるように思う。  ヴェルトライゼンデのホープフルSでの6-6-5-4も皐月賞で良さが出そうな上がり方だった。距離延長もプラスに思うし、勝ち負けはどうかも確実に掲示板には乗っていそうなタイプ。  純粋なスピードだとマイル重賞を2勝しているサリオスになるが、週末の雨予報がポイントになりそうだ。俺は独オークス馬のサロミナが母とあってやれるように思う。  後はビターエンダーに妙味を見出す。もし京成杯で先手が取れて1、2着でもしていたら、いかにも皐月賞で前々から穴をあけそうな馬柱になる。個人的には絶対に右回りの方が良いタイプだと思うし、エポカドーロ(2018年の皐月賞馬)の再現を期待したい。  最内枠のコントレイルはここは連から外した方が妙味もあるし、不器用な部分もある。この枠でも強かったら仕方ないという気持ち。  馬連を⑤⑦⑰⑱(サトノフラッグ、サリオス、ヴェルトライゼンデ、ビターエンダー)で6点の箱買いさせてもらう。これを6万円ずつ。  穴っぽいところが来たのに3着だと寂しいから⑤-⑰⑱のワイド。これを3万円ずつ。  合計42万で男になりたい。  じゃあまたな。  コロナで警察がガサを減らしてるから悪いことをやりたい放題って話はガセだから、これをチャンスと思って変なことに手を出さないように頼むぜ。
新宿・歌舞伎町を根城にするギャンブラー。競馬競輪、ボートにバカラと賭け事ならなんでもござれ。座右の銘は「給我一個機会,譲我在再一次証明自己」
1
2
3
【関連キーワードから記事を探す】