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【安田記念】史上最多の芝GI8勝目を目指すアーモンドアイに死角はあるのか? 詐欺師の末路と波乱のマイルGIに見る夏の足音【#払い戻しはこちらへ vol.6】

 先週のダービーは残念だった。  57万入れて払い戻しが27万だから30万円のガミ。これでこの連載の収支は+186万円。  世代で一番の馬を決めるレースで高配当でもしっかり当てて、収支を大台の片手には乗せたかった。だが、そう簡単じゃねえってことだよ。  ただ、俺のSNSなんかを見てもらえればわかるが、その日はその後が凄かった。豊橋競輪で俺が競輪界で一番好きな松浦悠士選手からの三連単で170万。九州ダービーでも30万を攫って、結局帯が二つ。今週は大井でも35万馬券を仕留めてみたりと、流れはまだ俺にあるんじゃねえかと思っているんだがな。  得意な門別開催もあったが、余計なトラブルもあって地方競馬にはあまり集中できなかった週でもあったから、ここで鬱憤を晴らしたいところだと思ってる。

■集めた金を博打に注いでいた詐欺師の言い分

 それにしても、どうして人は人を騙すのか。  今週は色々な詐欺事案の調査やその切り取りなんかで忙しくて、俺は改めてそう思った。 「騙す気はなかった」  テレビなんかで、詐欺師が捕まった時によくこんな供述をしているだろう。  そんな訳ないだろう? と思う読者諸兄もいるかもしれないが、これは実は本当の場合が結構多いんだ。  俺が今週いくらか切り取った野郎は典型的なバカで、まあ預かった金を一か月で1.5倍にするだの、元本保証で月利がつくだの、どっかで聞いたことのあるような典型的な詐欺話で日本全国から金を集めていた。  発覚までに結構時間がかかったのは、これがポンジスキームだったから。いわゆるタコ足配当ってやつで、資金を入れてもしばらくは数%の配当を支払ったりするやつだ。  配当をもらった人の声なんかもあるもんだから、ペテンが足りない連中は簡単に「本当の話なんだ」と信じてしまう。  ポンジなんだから運用なんて当然してねえ。  じゃあ「騙す気がなかった」なんてやっぱり嘘だと思うだろう。  ところが、これが本当なんだから、最近のガキらは何を考えてるんだかわからねえって話だよ。  結論から言うとこの詐欺師は、集めた金を博打に注ぎ込んでいただけなんだが、誰だってたまに高いのが当たったりするだろう?  それでちょこちょこ配当をつけていたし、新規のカモが定期的に来る状況下ならポンジスキームの自転車操業の歯車っつうのは、それなりに回っちまう訳。  こいつらはパチンコ競馬、オンラインカジノにバカラって全部の博打で人様の金を溶かしていたんだけど、地頭も悪いもんだから、その肝心の博打の収支すらも理解できていなかった。  配当日にある金がすべて。  その日にカモたちに配当さえつけていれば大丈夫と、まったく騙しているような意識がなかったんだ。  もう元本なんかとっくに溶けてるってのにすごい話だよな。
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プロの詐欺師は待ち合わせの時間まで研究している
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