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傑作パズル『パネポン』がついに無料に。これは遊ばなきゃソン!

アクティブ連鎖が『パネポン』の肝!

 ここまでならよく見かけるパネル入れ替え系のルールですが、『パネポン』が“真のアクションパズル”と呼ばれるゆえんは、連鎖中にもパネルを動かせる「アクティブ連鎖」にあります。

Nintendo Switchではオンラインでの『パネポン』対戦もできる

『パネポン』も、『ぷよぷよ』同様にあらかじめ連鎖の仕掛けを組んでおいて、5連鎖、6連鎖、7連鎖……と大連鎖を狙えます。そして、その連鎖が発動している最中にも、瞬時にパネルの消え方を確認しながら、さらに連鎖がつながるようにパネルを入れ替えられるのです! 『ぷよぷよ』も『テトリス』も、ぷよやブロックをどこに落とすか決めて、消しているときは基本的に見ているだけ。一方『パネポン』は、連鎖発動中にも、なんとかあと1連鎖、2連鎖伸ばせないか……と、下や上にあるパネルを素早く動かすことが求められます。  この「アクティブ連鎖」があることで、常に気が抜けず、ゲーム性も驚くほど深くなっています。上級者同士の対戦になると連鎖のかけあいで、延々と決着がつかないこともしばしば。

パネルを連鎖消しすると相手側に「おじゃまパネル」を落とせる

 アクティブ連鎖が次々と決まるとそれはもう得も言われぬ快感! 難度は高いものの、このアクティブ連鎖を習得することが『パネポン』をとことん楽しむポイントです。

パズルモードは珠玉の難問揃い!

 そしてもう1つ、『パネポン』の魅力は全60面(裏ステージもあり)が用意された「パズルモード」。こちらはアクション性がほとんどない、詰め将棋ならぬ詰めパズル的なルール。手数以内にすべてのパネルを消すとクリアです。

ひらめきがないと解けない難問揃いの「パズルモード」

 これが非常によくできていて、解く手順が少しでも前後しただけで、1個ブロックが残ってクリアできない……という良問だらけ。アクションは苦手だけど、じっくり考えるのが好きという人にはぜひ挑戦してほしいモード。すべてのステージを自力でさらっと解けたら、あなたは天才です!

花の妖精リップが妖精の世界を救おうとするストーリーが展開されるコンピュータ戦

 コンピュータと戦う「VSモード」で隠された真のエンディングを見つけるもよし、友達とオンラインで対戦するもよし、じっくりとパズルに集中するもよし! ハマったら楽しさの連鎖から抜け出せません。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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