更新日:2020年10月16日 19:28
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元青汁王子・三崎優太「お金を稼ぐ人は悪というイメージは社会の作り出した悪しき風潮」

 青汁王子こと三崎優太氏が「青汁砲 第三弾」をSNSで発表。30日連続で10万円が10名に毎日当たるという。そして、30日後には青汁砲のフィナーレとなる「第四弾」が明らかになる予定だ。昨日10月14日も、「国民一律5万円追加給付」などのワードとともにツイッターのトレンド入りをした。  三崎優太氏は発売したばかりの著書『過去は変えられる』が予約段階から4日連続でAmazon総合ランキング1位(9月20日~23日)となっただけでなく、Amazon週間ランキング総合1位(9月20日~26日)、さらにはビジネス書ランキング三冠を獲得(ビジネス人物伝ジャンル「売れ筋ランキング」「新着ランキング」「ほしい物ランキング」で1位)し発売前重版となるなど、話題沸騰中だ。  三崎氏は9月に「SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立し、100人に100万円、総額1億円を配る「青汁砲 第一弾」を行ったばかり。続いて第二弾では、アマゾンほしい物リストから、書籍の売上相当額をプレゼントする青汁砲を放った。なぜ、三崎氏は自身の資産をフォロワーに配布するのか。そこには「経営者の地位向上」「社会貢献」という目標がある。(三崎優太著『過去は変えられる』(扶桑社刊)より一部抜粋)

◆「お金を稼ぐ人は悪」というイメージは社会の作り出した悪しき風潮

 日本では「お金を稼ぐ人は悪」という印象を持たれてしまうことが多くあります。それは、日本ではお金を持つ人へのやっかみや嫉妬が激しく、「出る杭は打たれる」という風潮が蔓延しているからではないでしょうか。私自身も、おそらく「出る杭」だったのかもしれません。  ただ、「お金を稼ぐ人は悪である」というイメージによって起業家が損をして足を引っ張られてしまうのは、日本経済にとって妨げであり、大いなる損失です。  経済はよくも悪くも経営者や起業家がつくっていくものです。優秀な経営者が誕生すれば、その会社が利益を生み出し、雇用が生まれ、経済が潤う。さらに世界的な大企業に成長すれば、日本の国際競争力を支える存在にもなりえます。

◆日本における経営者の地位を上げ、国の競争力を高めたい

 自分自身が経営者であり続けながら、今考えているのは「社会貢献」です。 「自分や自分の会社だけでなく、社会全体を盛り上げるようなことができないだろうか」  そんなことを考えながら辿り着いた答えが、「経営者の地位の向上」でした。  以前、とある経営者の方が発言されていて、私が非常に共感した言葉があります。それは「日本で会社経営をするのは罰ゲームである」というもの。まさにその言葉通りで、「日本の経営者は大変だ」という認識は、国内だけでなく、海外の経営者たちの間でも高まりつつあります。
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1989年生まれ、北海道出身。実業家、起業家。高校を二度退学後、パソコン1台で起業し、18歳で株式会社メディアハーツ(現:ファビウス株式会社)を設立。2017年に「すっきりフルーツ青汁」が累計1億3000万個の大ヒット商品となり、年商131億円を達成。「青汁王子」の異名で、メディアへの露出も多数。著書『過去は変えられる』では、なぜお金配りや若者支援をするのか、その活動の原点などを明かしている。2021年に、若年層を中心にした事業支援を行う自身の活動の一環として「青汁学院大学 D2C学部」を開校。

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