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青学・慶應・早稲田…高学歴なのになぜAV女優に? 親バレした過去も告白

違法DLサイトのせいで青色吐息のAV業界。4年前には「出演強要」が社会問題となったが、健全化も道半ばで、追い打ちをかけるように“コロナ・ショック”が……。濃厚接触が不可避な業界に再生の道はあるのか? 高学歴AV女優たちに打開策を聞いた。

偏差値70超のAV女優たちがマジメに考えた業界再生の秘策

AV業界再生

左から現役早大生・渡辺まおさん、青学卒・澁谷果歩さん、桜蔭→慶應卒・八ッ橋さい子さん

 世界に誇る日本のAV業界が岐路に立っている。その渦中にいる女優たちは何を思うのか? そこで美貌だけでなく、難関校を突破する学力も兼ね備えた聡明な3人のAV女優に集まってもらった。  青山学院大学卒でTOEIC満点取得者の澁谷果歩さん、桜蔭→慶應大学卒の八ッ橋さい子さん、そして現役早稲田大学生の渡辺まおさん。才媛たちが考えるAV業界再生の未来とは――。 ※  ※  ※ 澁谷:私の場合、そもそもAV女優になるつもりはなかったんですよ。好奇心からアダルトグッズのモニターに応募したら、その日のうちにヌードの宣材写真を撮ることに。断りにくい雰囲気のまま、いつの間にか出てました。ダマされたっていうよりかは、思っていたのと違うというか……。’14年のことですが、今だったら完全にアウトでしょうね。 渡辺:私は今年5月のデビューです。今は撮影の前日までにカメラの前で契約書を交わします。何をやるかまで、紙の裏表に事細かに書かれていました。まあ、AVに出ることをちゃんと了承していたからそんなにガッツリは読みませんでしたし、撮影中に時間がなくなれば、契約書には書いてても、「もういいか」って行為を省いたりも。 八ッ橋:私のデビューは’15年で変革期でした。出るきっかけは、AV好きの童貞の人を振り向かせたかったから(笑)。憧れのカンパニー松尾監督のイベントに行ったときに、悩みを打ち明けると、「じゃあ、AVに出ない?」と。慶應卒業後は、お堅い役所で働いていましたけど、このままの一生でいいのかなーと思ってたので、自分から飛び込みました。デビュー作についていえば、セックスなしの着エロの予定が、当日興奮して、つい本番まで……これも今だと考えられないですね。

家族に身バレしたらどうする?

AV業界再生渡辺:お二人は女子高出身だから身バレの心配は少なかったですか? 私の高校は共学だったので、尊敬するAV女優の紗倉まなさんが私の投稿をリツイートしてくださったら、まなさんをフォローしている同級生の男子に見つかって、すぐに身バレ。  母から「言わないといけないことがあるよね」ってLINEが届き、「来たか!」みたいな。でも電話はしたくなかったから文章で1から100まで書いて送ると、「娘のことは好きだけど、仕事のことはまだ理解できないんだ、ごめんね」って。 澁谷:私の親は結構過干渉なタイプで、小さい頃から「お父さんがお金を稼いでくれるおかげで生活できてるんだから、言うことを聞きなさい」と言われる家庭だった。AVデビューしてからは、毎晩帰宅するとき、自宅のドアを開けるのが怖かったですね。ある日、大事な話があると母に言われてドキドキしながら家に帰ったらお線香の匂いが玄関まで漂ってきて……。「誰か亡くなったのかも? バレてないな」と思ったら、両親が「AVは嘘でありますように」ってご先祖様に祈ってた(笑)。  スポーツ記者時代の同僚らはAVと噂が大好きで、そこからバレました。親からは家族の恥と言われ、精神科にも連れていかれたけど、今も実家に帰ると1万円くれる。ありがたいんですけど、まだお金で私をコントロールしたいのかなって勘ぐっちゃう。父からおこづかいを貰うことをリアルパパ活って呼んでます(笑)。
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違法サイトでしか動画を見ないファンもいる
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