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YouTuber「中島兄弟」との出会い。Uber Eats配達員、旅先で人情にふれる

 僕は普段、日雇い派遣などの仕事で稼ぎつつ、時間を見つけてはタイなどの東南アジアを中心に旅してきた。この状況では海外旅行には行けそうにないが、日本国内ならば比較的自由に動けるようになってきている。旅がしたい。でも、社会の底辺で生きる僕にはお金がない。そこで「Uber Eats」の配達で稼ぎながら国内を自転車で旅するという方法をとることにしたのである。

Uber Eats配達員、神戸で人情にふれる

小林ていじ

所持金3万円で東京を出発、「Uber Eats」の配達で旅費を稼ぎながら沖縄まで自転車で旅する筆者・小林ていじ

 旅に出て51日目、僕は大阪から神戸に向けて出発した。神戸までの距離は約38キロ。自転車でのんびりと走って3~4時間ほどで到着した。そして「ミナトヒュッテ」というゲストハウスにチェックイン。この日からここに7泊する。  52日目。ウーバーの配達を開始。ゲストハウスはJR三ノ宮駅のすぐ近くにあり、神戸の配達エリアのほぼ中心部に位置していたので、ドミトリーのベッドに寝ながら配達リクエストを待つことにした。  しばらくしてリクエストが入った。ふわッとあくびをしてベッドから起き上がり、ゲストハウスの建物の横に止めていた自転車に跨って店に向かう。神戸は坂道が多いので自転車での配達は大変だろうと聞いていたのである程度の覚悟はしていた。が、神戸の配達エリアは海沿いに横長に広がっているので坂道を上らされることはそれほど多くなく、実際にはかなり配達しやすかった。

人気YouTuber「中島兄弟」のしん兄さんとの出会い

南京中華街

南京中華街はたくさんの人で賑わっていた

 数件の配達を終えたところで配達アプリをオフにしてJR三ノ宮駅に向かった。ここである人と待ち合わせをしていた。世界を旅する人気YouTuber「中島兄弟」のしん兄さんである。僕はこの旅の様子をYouTubeでも配信しているのだが、それを観て僕に興味をもち、連絡してきてくれたのである。  駅でしん兄さんと落ち合ってから南京中華街の適当な店に入った。中華料理のセットを食べながら旅のこと、YouTubeのことなど話は尽きることがなかった。特にYouTubeの話は若輩YouTuberの僕にとってタメになるものばかりだった。
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女の子を誘ってみたが…
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