ただ、こうしたダットシューズを選ぶ際に気をつけるべきポイントがあります。それは「単に野暮ったく作っているわけではない」ということ。 　ハイブランドのダッドスニーカーやダット革靴を見ていくとわかりやすいのですが、どこか洗練されたデザインが入っていたり、シルエットがくびれてシャープな形になっていたり、ソールがセパレートしていたりと、ブランド毎に工夫が見受けられます。 　そのため、一見ボリュームのあるスニーカーや革靴ですが、どこかに品やかっこよさを感じさせ、オシャレに見える要因になっています。 　この意匠を勘違いしてダットトレンドを取り入れてしまうと単純に野暮ったい靴を買ってしまいがちです。特に価格重視で選んでいくとそのような靴も数多く見られるので注意。 　ダットスニーカーは初心者だと雰囲気だけで選びがちで、履いてみても「なんか違うな」、「これ合ってるのかな」など違和感があるかと思います。でも、みんな履いてるし安いし、これでいいのかとも思いやすいので気をつけましょう。 　ダットトレンドは難しいトレンドといえます。加えてコーディネートでバランスとらないといけないので初心者にとってはハードルがかなり高めです。