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2021年にブレイクする俳優を業界人が予想。元「乃木坂46」女優に期待大

 昨年はコロナ禍の影響もあってエンタテインメントが大打撃を受ける一方で、ドラマでは『半沢直樹』(TBS系)、映画では『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が国民的ヒットを記録し、コロナで鬱屈した人々を元気づけるコンテンツとしての可能性を見せつけた。とりわけ、『半沢直樹』では力のある俳優たちの熱演が話題を集めたほか、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の多部未華子や大森南朋が国民的俳優へと成長、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)の小芝風花のコメディエンヌとしてブレイクなど、俳優の底力を感じた1年でもあった。  2021年は彼らに続くような逸材俳優は出てくるのか? そこで、2021年にテレビや映画をはじめ、メディアなどで「ブレイク間違いなし!」と業界関係者が太鼓判を押す注目俳優たちを厳選して紹介していく。

“チェリまほ”で注目を集めた赤楚衛二

 まずは、キー局のドラマ部に所属する30代プロデューサーのA氏に話を聞いた。 「注目俳優の筆頭は赤楚衛二(あかそ えいじ)さん。2020年の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)は視聴率こそ振るっていないものの、見逃し配信やSNSで話題沸騰になったBLを扱った作品。同作で赤楚さんは童貞の頼りない30歳サラリーマンを演じており、そのピュアさと繊細さを秘めた演技力と華のある色気にすっかり虜になってしまいました。また、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』では一転してキザなイケメンを演じており、幅のある役者さんだなと感じましたね。今年は連ドラにも続々出演するようで、26歳にして機は熟したかなと。

髙橋ひかる&久間田琳加

 さらにA氏は、注目の俳優を数名挙げてくれた。
「テレビ局や制作会社が使いたくてしょうがないと思っている女優は、髙橋ひかるさん。2019年の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)でメインの女子生徒役を演じてネクストブレイク筆頭で呼ばれながら、突然の休業。少し心配もしていたのですが、昨年1月に復帰すると殻を破ったかのように素のキャラを出すように。清楚なキャラから想像も付かない関西弁での“ブチギレ芸”がハマってバラエティ番組に引っ張りだこですよね。彼女は物事を深く考えられるし、面白いこともしても品がある。元々演技力には定評があっただけに、同じ事務所の小芝風花さんに匹敵するコメディエンヌとして期待している業界人は多いです。  もう一人は、橋本環奈さんや浜辺美波さんに続く“王道ヒロイン”候補の久間田琳加さん。新垣結衣さんや池田エライザさんらを輩出したファッション雑誌『nicola』のモデルオーディションを経て、業界入りしたスタイル抜群の美女。昨年は『マリーミー!』でニートながら試験的に結婚をさせられる主人公を多彩な表情を駆使して好演しており、今年も話題作に続々出演する予定だそうです。あれだけのキュートさを持った王道ヒロインを演じられるコは意外と少ないので、経験を積めば主演級になれると思います!」
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遅咲きアラサー俳優・松下洸平
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テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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