仕事

織田信長の織田家は現代社会のベンチャー企業そのもの。実力主義をどう生き抜く?

戦国時代さながらの激動の時代をどう生き抜くか!?

 春から新しい会社へ入社するにあたって、期待とともに不安を抱えている新社会人、もしくは、転職者も多くいることだろう。だが、もしかしたら、不安な気持ちは経営者のほうも同じかもしれない。  なにしろ不景気にコロナ禍が重なり、先行きの見えにくい時代である。現代の経営者は、戦国時代の戦国大名さながらに、生き残りをかけて日々戦っているといっても過言ではない。それだけに、トップを支える家臣、いや、社員たちの活躍への期待も大きいはずだ。拙著『企業として見た戦国大名』(彩図社)では、個性あふれる戦国大名が、もし企業の経営者ならどんなタイプだったか、を解説した。春の入社シーズンにあたって、その一部を紹介したい。
織田信長

※写真はイメージです(以下同)

 もし、織田信長が率いる織田家が現代の企業だったら……? あなたの入る会社はどんなタイプの組織かを想像しながら、しばし戦国時代にタイムスリップしてみよう。

織田家は実力主義のベンチャータイプ

 あまり評判がよくなかった跡継ぎだったが、いざトップに就任したら、すさまじい勢いで売り上げを伸ばし始めた――。  家督を継ぐやいなや活躍した織田信長は、現代の企業でいえば、まさにそんな若きカリスマ経営者だった。尾張の「大うつけ」とさえ言われたが、織田家の家督を継いでから、わずか一年の間に、尾張下半国の拠点である清洲城のほか、那古野城、守山城を掌中におさめてしまう。  日の出の勢いを得た信長が率いる織田家は、現代の会社組織でたとえれば、そう、時勢を味方につけて急成長したベンチャー企業そのものだった。
次のページ
プレゼンを当日にいきなり知らされる!?
1
2
3
4
企業として見た戦国大名

本書では、13の戦国大名家を企業に見立て、その経営戦略をイチから解説。食うか食われるかの実力社会で、戦国大名がどのように生き抜いたかがわかる一冊。
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事