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美食の町、西荻窪で地元の人に愛される炭火焼イタリアン

一人一皿でサーブしてくれる心遣いがうれしい

 基本はアラカルトなので、ひとりでふらっと来て、1皿、2皿とワイン2杯くらい飲んでサッと帰っていく人が多くて、メインは食べずにパスタだけとか、前菜とパスタだけとか、自由度が高いのがすごくいい。それでいて、2人でひとつの料理をオーダーすると、ひとり1皿でちゃんとサーブしてくれるのがうれしい。「大変ですけど、遠慮の塊みたいにお皿にずっと残っているのが嫌なんですよね」とシェフの中島さん。

ハーフでもOK

 ちなみに料理の値段は2人分なので、一人で頼むときは全部ハーフにできる。だからひとりでも行きやすいんだよね。あ、でも私はひとりでは行きませんけどね(笑)。
ダリオ

温かい前菜のカナガシラと春野菜のアクアパッツァ¥1,200をメイン仕様に。「カナガシラ、はじめて聞いた」(ハナコ)。「東北ではよくお食い初めに食べられるおめでたい魚です」(中島さん)。アクアパッツァはカンパーニャの郷土料理なので、カンパーニャ「マッセリ・スタルナリ」のフレンドリーな白ワイン、マレーサ¥800を

ダリオ<取材・文/ツレヅレハナコ 構成/和田紀子 撮影/キッチンミノル>
食と酒と旅をこよなく愛する編集者。雑誌などのメディアやTwitter、Instagramでレシピや美味しいお店を発信中。新刊『ツレヅレハナコの2素材で私つまみ』がKADOKAWAより好評発売中。他にも『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)、『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)など著書多数。Twitter@turehana instagram@turehana1

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