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パチンコ業界が警察への忖度をやめた裏事情。きっかけは東京五輪開催

人流は増えていないと言うが……

パチンコ オリンピックを理由にした人流も増えていないと言っていたそうだが、都内を移動すると普段は見かけない他県の制服を着た警察官の姿があちらこちらで目に入ってくる。これはオリンピック期間中の警備の応援派遣であり、自粛が要請されている不要不急の移動ではないというのは理解できるものの、その数は1万人以上と報道されている。  これだけの数が東京に集まっているのに人流が増えていないというのは少々疑問を感じざるを得ず、案の定派遣された警察官の宿舎でクラスターが発生したという報道が……。さらに派遣されていた警察官は任務が終わったら各地へ戻ることになるが、それをきっかけに日本各地へ感染が拡大するのではという心配もある。  現場で頑張る警察関係者には敬意を評するが、仮にそうなったら際にはしかるべき立場の人の責任問題ともなるはず。ただしこれまでの動向を見ている限りは、そうなったとしてもうやむやで終わる可能性が高いといわざるを得ないのだが……。

国家的イベントとパチンコ業界の意外な関係

 さてパチンコ業界はといえば、オリンピック・パラリンピック期間中も平常運転が続いている。これまでオリンピックの様な国家的イベント、例えば先進国の首脳が集まるサミットなどが開催される際には半ば決まりごとのように行われてきた入替自粛も今回はなし。集客に最も効果的と考えられている新台の導入が一定期間ストップする入替自粛は、ホールの立場としては当然ながら行われないほうがいいだけに胸をなで下ろしている店長も少なくないだろう。  どうして国家的イベントで新台入れ替えを自粛してきたかといえば、前述した様に開催する地域以外からも警察官が集められ、全国的に警察業務にあたる人出が足りなくなるからというのが理由。  そして警察を監督官庁とするパチンコ業界にとして、新台入れ替え時に不可欠な警察検査(新機種や中古機を問わず、遊技機を新たに設置した際には所轄の担当官が製造番号などをチェックする)によって警察業務に負担をかけないためという、いわば忖度から行われてきたのが入替自粛だ。全国的ではなくても何かしらの大々的な警備が必要な行事がある場合には該当地域だけの入替自粛なども行われており、実際に入替自粛中は稼働が落ちるとも言われている。
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