「2020年の東京も焼け野原だ」コロナで失職、Uber配達員として駆け抜けた日々の記録
コロナとウーバーイーツは世界共通語。世界中の人に観てほしい
――先ほど監督がUber Eats配達員は世間に毛嫌いされてた」という発言がありましたが、有名人でもそんなツイートされている方もいましたよね。
青柳 糸井重里さんですよね。「Uber Eats? 頼んだことないんだけど、服装の清潔感とかサンダル履き禁止とかについてのルールはないみたいだね」というツイートされててそれに関しては「そうなんです」としか答えようがない。ルールないんで。あと清潔感とか言っていられないんですよ、配達員は金稼ぐのに必死。だからUber Eatsのようなシステムが成り立ってしまう、そしてそれが流行ってしまう世の中になってしまった、そのことについて考えてほしいですね、偉い人たちには。上から目線で言うのではなくて。
――この映画を撮っての“気づき”があったら、教えてください。
青柳 僕自身、政治や社会を自分ごととして捉えていないところがありました。でも、配達員をやっているうちにUber Eatsのシステムや社会に対する違和感が積み重なっていったんです。その違和感の根本を考えていくと、意識を向けなきゃいけない大事なものがあるんじゃないかと思うようになりました。
――つまり、それは政治?
青柳 そうです。よく言うじゃないですか、「どんなことも政治だ」って。「ご飯食べるのも、テレビを見るのもすべて政治がかかわっている」って。そんなふうに、当たり前のこととして政治を受け入れるようになりましたね。
♪チャリを~こげ、こげ~、チャリを~こげ~
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