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ひろゆきが「日本の学校では競争を勝ち抜く子どもが育たない」と断じるワケ

日本の教育方法では、令和の時代を戦えない

ひろゆき『ユニクロ』は山口県の会社ですが、自社工場をほとんど持っていません。日本でデザインや品質を決めて、生産はほかの国というシステムにしたことで大躍進しました。  これは日本企業だけではなく、アメリカのアップル社もアメリカでiPhoneのデザインや設計や品質を決めて、生産は台湾や中国やインドで行っています。  そんな時代ですから、日本の学校でやっているような毎日同じことを繰り返す授業を受けて育まれる能力は、今の日本やアメリカの会社では役に立ちません。

忍耐力だけできる仕事は過当競争に巻き込まれる

 もちろん忍耐力は身につくかもしれません。しかし、まったく興味のないことを無理にやらされても好きでやっている人には敵わないですし、そもそもそういった忍耐力だけあればできる仕事は、東南アジアの人たちとの過当競争に巻き込まれてしまいます。  加えて人件費で海外の安価な労働力と勝負をするだけでなく、技術革新による機械化やオートメーション化、DX化やAIといった人間以外の技術ともコストで勝負しなければいけなくなり、なかなか大変な状況になるでしょう。  そもそも子どもへの教育とは将来、社会人として楽しく暮らすために必要な能力を育むものです。なので、その時代に合わせた教育が必要。昭和の時代に必要な教育と令和の時代に必要な教育は違うわけです。
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令和の時代に最も求められる能力は…
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