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4Kテレビを買うなら、格安品より“型落ちモデル”のほうが幸せになれるワケ

格安4Kテレビを買うなら、型落ち4Kレグザのほうが幸せになれる!

ジバラーガジェット

ミドルクラスといえど、55V型ともなるとかなりの迫力! このサイズのレグザを8万円台で購入できたのはラッキーだった

 買い物で失敗すると次の買い物コストが上がる。私はこの現象を「経済的クロスカウンター」と呼んでいる。今回はそのカウンターがキマった。我が家のテレビはいわゆる「格安4Kテレビ」。5万円の破格値だったが、手放しに褒められたものではなく、低コストゆえの物足りなさを感じていた。  そのテレビがなんの前触れもなく壊れた。家族にとっては悲劇だが、心にしこりを抱えていた私にとっては、まさに僥倖! 返す刀で東芝の55V型「レグザ M540X」を8万円台で購入した。ミドルクラスで、’20年モデルの型落ちなので価格も落ち着いていたが、それでも私には十分に満足できる視聴体験を与えてくれたのだ。

長年培ってきたノウハウの美しい映像

 当然ながら映像は美しかった。中国の電機メーカー・ハイセンス傘下となった東芝のテレビ事業だが、長年培ってきたそのノウハウは確かで、解像度の低い地デジを見るにしても、鮮やかでノイズの少ない映像へと調整してくれる。倍速パネルではないが、スクロールもスムーズで、もちろん映像の破綻もない。
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最も驚いたのが…
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