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「テレビは故障するまで使う」はNGのワケ。得する買い替え時とは?

 残念ながら2021年7月に延期となった東京オリンピック。4年に一度の祭典に合わせてテレビの買い替えを検討していたものの、新調を先送りにしたという家庭も珍しくないはず。だが、総合家電エンジニアの本多宏行氏は、「エコポイント制度のタイミング(’09年5月15日から’11年3月31日まで実施)に購入されたテレビであれば、そろそろ買い替えの時期を迎えている可能性が高い」と注意を促す。後悔しないテレビ選びのコツとは?
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写真はイメージです

「テレビなどの家電製品には、修理を行うための『補修用性能部品』に最低保有期間が設けられています」と本多氏はまず指摘。テレビの最低保有期間は8年なので、エコポイント制度のタイミングで購入した場合は、たとえ故障していなくてももう買い替えを検討したほうがいいというわけだ。 「テレビはハイビジョン画質からフルハイビジョン画質へと移り変わり、その最新技術は4Kや8Kのスーパーハイビジョン画質を実現させました。液晶テレビ、有機ELテレビを問わず、購入するならスーパーハイビジョンチューナーを内蔵するテレビがおすすめです」  スーパーハイビジョンチューナーを内蔵していれば、4Kや8Kの番組も問題なく視聴できる。さらに本多氏は、「これまで使われていたテレビのインチ数よりも、大きいサイズを選んでみては」と提案。その理由は、「テレビを視聴するときの最適な距離が変化したから」だという。 「薄型テレビの場合、“画面の高さを3倍した距離”で視聴するのが推奨されていましたが、4Kテレビは“画面の高さを1.5倍した距離”での視聴が最適とされています。距離が変わった理由は、映像が繊細で鮮明になったことで、3倍の距離まで離れなくても画素が粗く見える心配がなくなったから。4Kテレビであれば、6畳の部屋で画面の高さが90cmほどになる『65から70インチのテレビ』を視聴しても間違いではありません」

購入時点で最新規格に適合した製品なら安心

 常に最新規格との適合が求められるテレビのようなAV情報家電商品は、新製品の入れ替わりが激しい。特に最高画質の規格や最高音質の規格は目まぐるしい速度で更新されており、各メーカーは毎年もしくは半年に一度、最新規格に適合した最上位機種を発表している。 「規格の更新は、多少のバージョンアップから大きな変化まで多種多様です。後者のような場合には注意してください。ソフトウェアのアップデートでは対応できず、新しく発売されるテレビでなければ対応していない場合もあります」 テレビ サイズが大きく、最新規格に適合した最上位機種ともなれば、価格は高価になりがち。予算は財布との相談になるが、いずれにせよ「各種規格の更新情報をチェックするのが大事」と本多氏。 「各種規格情報の更新は事前にニュースなどで案内されます。その情報を得たら、家電販売員の方々に質問してみるといいでしょう。最新規格に対応したテレビを購入するタイミングなども教えてくれるかもしれません」
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