28年ぶりの紅白出場へ。歌手としての篠原涼子が放つ「独特の色気」の正体
歌手・篠原涼子の「見えざる魅力」
昨今、歌唱力という言葉をよく聞きます。歌手の技術や音程の正確性、声量、音域などへの総合的な評価として用いられます。 けれども、よくよく考えてみると、音楽の好き嫌いや良し悪しはそのような数値として“見える化”できるものではありません。 歌手、篠原涼子にはその見えざる魅力がありました。紅白出場を機に、本格的な歌手活動の再開に期待してしまいます。 文/石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4
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