M-1、R-1…お笑い賞レースで躍進!“カサグランデ芸人”が語る、終焉<ケビンス仁木恭平×ママタルト檜原洋平>
東京・渋谷区のマンション、「お笑い虎の穴・カサグランデ」。このメンバーのライブは常に即完。この部屋に暮らしたことでZAZYの「嫌なヤツ」キャラが確立し、ケビンスとママタルトは昨年の『M-1グランプリ』で準決勝まで勝ち進んだ……かもしれない。
いつの間にか芸人たちの集う場になるまでを聞いたインタビュー前編に続いて、後編では、この部屋の終わりと、カサグランデの果たした役割について、ママタルト・檜原洋平(@hiwarayohei)とケビンス・仁木恭平(@nikikyouhei )に聞いた(※取材は2023年2月上旬に実施)。。
──最近、芸人さんによるシェアハウスが注目されることが多い気がします。
檜原洋平(以下、檜原):僕の相方の大鶴肥満がかつて住んでいた、オズワルド伊藤(俊介)さん、蛙亭イワクラさん、森本サイダーさんとのルームシェアが、テレビで取り上げられることが多かったですよね。
仁木恭平(以下、仁木):ルームシェアしてる芸人はそれまでもたくさんいましたけど、あの部屋が注目されたことでさらに増えた気がします。
檜原:ルームシェアメンバーで番組(テレビ宮崎『よかとこ発見! 蛙亭イワクラ使節団』)まで始まって、それをZAZYも羨ましがって。そこからただ家賃を安く抑えるためだけじゃなく、この関係を世間にもっと知ってもらったほうがいいかも、というふうになった気はしますね。
──檜原さんは肥満さんのルームシェアが注目されていたことをどう見ていましたか?
檜原:羨ましかったですね。『R-1グランプリ2021』のとき、サイダーさんとZAZYが同時に決勝に行ったんです。番組の密着があって、サイダーさんが帰ると伊藤さん、イワクラさん、肥満が「おめでとう!」とクラッカーを鳴らして決勝進出を祝っていたんですよ。
仁木:肥満がピザを焼いてね。
檜原:一方、僕らの家は、僕とDEAK(注:仁木のこと。カサグランデの”ハウスネーム”)もR-1の準決勝まで進んでいたんですよ。でもそのときのZAZYの態度が気に食わなくて、ZAZYがスタッフさんを引き連れて帰ってきたら、全員寝ていてリビング真っ暗で(笑)。
仁木:もうちょっと早く来てくれたら起きてたんだけど(笑)。
檜原:一度、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日)で一度取り上げてもらったんですけど、肥満のほうは「ほんわかハウス」、僕らのほうは「ギスギスハウス」と言われていました。
仁木:俺とひわちゃんは仲良かったんだけどね……。
ZAZY、男性ブランコ・平井まさあき、サンシャイン・坂田(光)らが住んできた渋谷の3LDKが
芸人のルームシェアがテレビで話題に
オズワルド伊藤のシェアハウスとの格差
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