更新日:2023年09月11日 19:33
仕事

脱ぎやすい服と甘ったるい香水…元ラブホ従業員が明かす「プロの女」の見分け方

「楽な仕事」だと思っていたはずなのに…

「リーダーからしたら、他のグループの皺寄せを被っている形になるので、それが続くと職場内の雰囲気がギスギスするんです。前日のグループの清掃が雑だとリーダーが怒って、他の同僚の悪口をひたすら言ってましたね。  お互いがお互いを監視するように目クジラを立てたり、『ウチのグループはこんな丁寧に掃除したぞ』とマウントを取り合ったりと、神経をすり減らすような雰囲気でした。正直、ラブホテルの清掃なんて楽だと思って働いたようなものなのに、気が抜けず面倒くさかったです

ラブホテル勤務で変わった自身の価値観

 迷惑客の相手もしないといけないうえ、職場の風通しも悪かったなか、1年近く勤務を続けた杉山さん。歌舞伎町の色恋模様に触れてきたならではの経験や、自身の価値観が変わった部分をこう語る。 「ホテルでの勤務を続けていて思ったのは、周辺の繁華街を歩いている女性が、性風俗で働いているかどうかが見極められるようになってきました。  受付の当番をしていると、先に男性が入って後から女性が入室する、いわゆる出張ヘルスの利用も散見されます。その際、風俗店に勤務している女性は、ゆったりした脱ぎやすいようなニットやワンピースを着用している方が多いですね。後ろにファスナーがついていて脱がせやすかったり、胸元がカットアウト仕様になっていたり。  それに加えて髪をセットしていない方がほとんどです。毎回シャワーを浴びるからだと思いますが、結んでまとめ上げているパターンも多いです。それから甘ったるい香水の匂い。服装、髪型……いくつかの特徴が全部当てはまっていると、風俗の仕事をされている方なのかなと察するようにもなりました
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以前に比べて性欲が減った気が…
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1995年生まれ。大学卒業後、競馬会社の編集部に半年ほど勤め、その後フリーランスに。趣味は飲み歩き・散歩・読書・競馬

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