更新日:2023年12月27日 21:07
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1万円を18万円に!「有馬記念・ホープフルS・東京大賞典」年末3番勝負“単勝転がし大作戦”

12月28日 ホープフルS 能力非凡な原石を2頭チョイス

競馬

兄に凱旋門賞ソットサスを持つ超良血・シンエンペラー 

シンエンペラー(3倍) レガレイラ(5倍) 合成オッズ:1.88倍  ホープフルSの注目はレガレイラ。牝馬の身で、牡馬相手かつタフな中山芝2000mで行われるこのレースに矛先を向けてきました。  同馬の父スワーヴリチャードは今年デビューの新種牡馬ですが、いきなり産駒が大活躍。そのため、2024年の種付け料が2023年の200万円から7.5倍増の1500万円へと“爆騰”して話題となりました。  そんな粒揃いのスワーヴリチャード産駒の中でも、エース格と目されているのがレガレイラです。デビュー前から評判になっていましたが、デビュー戦から噂に違わぬ走りをみせます。ゴール前直線が260mほどしかない函館競馬場で、後方からレースを進めながら、楽な手応えで逃げたセットアップを残り100mであっという間に捉えての勝利。セットアップが後に、札幌2歳Sを0.7秒差圧勝という事実が、レガレイラの優秀性を証明しています。  続くアイビーSは3着でしたが、この馬自身も脚を使っており、位置取りの差が敗因でしょう。ここで3着と賞金を加算できなかったため、この後も取りこぼすようだと、春のクラシック戦線への出走も覚束なくなります。ということは、逆に言えば、勝算があるからこそ、強敵相手のここにぶつけてきたと読み取れます。

除外された時に押さえておくべき馬

 最大の敵は“除外”。登録馬がフルゲートを超えているので、抽選に通って出走が叶うかどうか。その事態に備えてもう一頭、シンエンペラーを押さえておきます。世界のヤハギこと矢作芳人調教師が管理しており、凱旋門賞馬ソットサスの弟という世界的良血です。オーナーは藤田晋氏。今年一年を締めくくるのに相応しい、キラッキラのプロフィールの持ち主です。
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馬券攻略誌『競馬王』の元編集長。現在はフリーの編集者・ライターとして「競馬を一生楽しむ」ためのコンテンツ作りに勤しんでいる。
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