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馬券的中の武器「ラップ予想」を徹底解説。分析すれば競走馬の全貌が明らかに

競馬初心者必見の「ラップ予想」とは?

ラップ予想を覚えれば競馬の武器になる!

 ウマ娘がリリースされて早くも1周年となりました。現在キャンペーンが開催されていたり、新シナリオが始まったりと盛り上がりを見せています。筆者も実はウマ娘を楽しんでいる一人。キタちゃん(キタサンブラック)を引いたときは思わず声が出ました。  最近はウマ娘の影響で競馬を始めた方も多いと思いますが、競馬って色々見ることがあったりして予想が難しいですよね。「どのように予想をしたらいいかわからない!」という方へ、今回は競馬予想の手法の一つである「ラップ」について解説できればと思っています。  競馬予想は1つの武器ができれば、そこから派生して他の要素も考えていけたりするので、まずは何か1つの予想法を勉強してみるのがオススメです。この記事がその一助となれば嬉しい限りです。

ラップ予想のキホン

 その前にまずは、ラップ予想とはどういうものなのかというのをお伝えできればと思います。まずは基本の基からいきましょう。  競馬におけるラップとは、レースを1ハロン=200mごとに区切ったタイムの事を指します。例えば、昨年の日本ダービーだと下記の通りになります。 勝ちタイム:2:22.5 ラップタイム:12.2 – 10.6 – 12.2 – 13.0 – 12.3 – 12.4 – 12.8 – 11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6  競馬予想で最もよく使われるのは走破タイムです。昨年の日本ダービーでは2:22.5というタイムが記録されましたが、ゴールまでの2400mの間には、最も速かった10.6秒の区間から、最も遅かった13.0秒の区間と、これだけバラツキがありました。  このように、レースの流れは「ラップを見ることでわかる」のです。  レースはラップタイムの連続によって成り立っており、ラップを見ることでそのレースでどのような適性が必要だったのかを分析することが可能になります。このラップを重視して予想を組み立てることが、ラップ予想なのです。
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シャフリヤールが苦戦した例で解説!
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各種メディアで活躍中の競馬予想家。新刊『安井式上がりXハロン攻略法(秀和システム)』が11月15日に発売された。『競走馬の適性を5つに分けて激走を見抜く! 脚質ギアファイブ(ガイドワークス)』『超穴馬の激走を見抜く! 追走力必勝法(秀和システム)』、『安井式ラップキャラ(ベストセラーズ)』など多数の書籍を執筆。
Twitter:@RyotaYasui

安井式上がりXハロン攻略法安井式上がりXハロン攻略法

(秀和システム)


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