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居酒屋で大人気の“あの飲み物”も実は危険…?専門家が選ぶ「本当に避けたい添加物」7選

体にいいと思っているものが実は……

[危ない食品]最新事情

スーパーマーケットで安く売っている弁当は人工甘味料、合成着色料、合成保存料、発色剤などの宝庫である

 第2位は「人工甘味料」だ。そのうちの「アスパルテーム」に、WHO(世界保健機関)は発がん性の可能性があるとの見解を示しているが、ほかの人工甘味料にも避けるべき理由がある。 「人工甘味料は腸内細菌に悪影響を与えます。腸の状態が悪化すると、腸脳相関といって脳が不安になる。そして、私が問題視しているのは体にいいと思って買う人がいるということ。かえって太ってしまい、血糖値のコントロールが乱れて糖尿病の原因になってしまいます」(中戸川氏) 「ゼロカロリー」「糖質オフ」と表示された清涼飲料水には、人工甘味料が使用されていることが多い。スポーツドリンクやエナジードリンク、焼肉のタレなどの「タレ類」にもよく使われているという。

和菓子によく使われている添加物

[危ない食品]最新事情

なんとなく体に良さそうな和菓子であるが、原材料名を見てみると合成着色料が使われていることが多い

 第3位は「合成着色料」。石油から作るタール色素のことで、発がん性が疑われている。鮮やかな色をした食品の裏に、「赤色2号」などといった表記があるのを見たことがあるだろう。圓尾氏が話す。 「合成着色料は和菓子や土産物の菓子にとくに多く使われています。あとは子ども向けの食品にも。英国の大学は合成着色料の日常的な摂取が、活動過多、衝動的、注意散漫などの行動を子どもに引き起こす可能性を示しています」  第4位の「合成保存料」は、発がん性の危険性と腸内細菌への悪影響が指摘されているが、「保存料」には必要悪の側面も大きい。そのため、体に与える害が大きい「ソルビン酸」と「安息香酸」の2つを避けておけばよいとのことだ。
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朝食の定番のあの食材も
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