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スーパー vs コンビニ、弁当・惣菜に添加物が多いのはどっち?調べてみると驚きの結果が

食中毒を防ぎ、長期保存を可能にする添加物は、食品には欠かせない存在だ。しかし、デメリットもある。添加物の日常的な摂取は体に大きな害を及ぼすのだ。専門家が選ぶ「本当に避けたい添加物」とは――。

コンビニよりスーパーと外食が危ない!

[危ない食品]最新事情

「下手にスーパーマーケットや外食に行くくらいなら、コンビニのほうがマシです」と中戸川氏

「なんとなくコンビニの食品は体に悪そう」  普段、添加物をほとんど気にしていない人でも、コンビニ弁当にはあまりよい印象を持っていないかもしれない。  だが、弁当や惣菜類に関しては、「下手にスーパーで買うよりも、むしろコンビニのほうが体に害を及ぼす添加物は少ない」と加工食品ジャーナリストの中戸川貢氏は話す。 「スーパーで買う明太子には高い確率で合成着色料が使われていますが、コンビニの明太子おにぎりには使われていません。中でも薦められるのはセブン・イレブン。フレッシュフード(弁当、おにぎり、調理パン、サラダ、惣菜など)への合成保存料と合成着色料の不使用を掲げています」

実際にコンビニの商品の添加物を確認してみた

[危ない食品]最新事情

※写真はイメージです

 セブン・イレブンに並ぶ惣菜をいくつか購入してみた。 「和風おろしハンバーグ」には防カビ剤、人工甘味料、合成着色料や合成保存料など、中戸川氏と管理栄養士の圓尾和紀氏が語った「ワースト7」に該当する添加物は含まれておらず、「金の銀だらの西京焼」「切干し大根煮」に関しては、添加物自体が使用されていなかった。  ファミリーマートも、弁当、おにぎり、惣菜、サラダ、調理パンなどへの合成着色料、合成保存料、人工甘味料などの不使用をホームページに記載。  ローソンも同様の商品に対して合成着色料と合成保存料の不使用をホームページに記載している。  一方、とあるスーパーマーケットの惣菜コーナーに並ぶ商品を見てみると、添加物に対する意識の低さはコンビニと比べて一目瞭然。人工甘味料、合成着色料、合成保存料、発色剤など、添加物のオンパレードだった。
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加工食品ジャーナリスト・中戸川貢氏

【加工食品ジャーナリスト 中戸川貢氏】 一般社団法人ナチュラル&ミネラル食品アドバイザー協会代表理事。ミネラル不足や添加物について全国で講演を行っている
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管理栄養士・圓尾和紀氏

【管理栄養士 圓尾和紀氏】 未来日本型食生活協会代表理事。総合病院に勤務後、独立。フリーランスの管理栄養士として食事指導、講演などを行っている 取材・文/週刊SPA!編集部 写真/Shutterstock
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