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元SKE48・高柳明音、芸能デビュー15周年の現在地。アイドルから女優へ、あの頃の青春を1万字で振り返る

「アイドルとファン」から「人と人の関係」へ

――アイドル時代からファンとの関係性をすごく大切にされてきましたよね。 高柳:SKE48にいたときからファンミーティングをやっていたのは多分私だけだったと思う。ずっと好きでいてほしいし、味方でいてほしいなと思います。私も味方でいるし、それはアイドルとファンという関係ではなくて、人と人の関係になっていければいいな。 ――今でも応援してくれているということは、ファンの方は高柳さんの人間性が本当に好きだからだと思います。 高柳:アイドルのファンは超えているけど、 だからといって友達とか家族とか、そういうジャンルではない関係性。唯一無二ですね。友達みたいに喋れるけどリスペクトもあります。例えば仕事の悩みとか、友達に相談して解決できないことってファンの方の言葉で解決できたりするんです。「どうしようかな?」「私ってこうなのかな?」と思ったとき、みんなの言葉が正解だったりする。お互いに支え合っている感じがします。自意識過剰じゃなければ。私もみんなからのコメントを見て元気をもらってます。実は、去年参加した舞台が大変で、メンタルがズタボロの忙しい時期にバスツアーを開催したんです。先に決まってはいたんですけどね。ファンの人と過ごしたバスツアーの一日で、めっちゃメンタルが回復したんです。めちゃくちゃ楽しかったです。そうそう、またバスツアー決まりましたよ! ――今年も開催するんですね!?今回はどちらまで? 高柳:5月に開催します。行き先は修学旅行と題して京都に。意外と今まで行ったことがなくて、ベタベタなところになりました(笑)。泊まりで参加できる枠と日帰りで参加できる枠を設けてます。日帰りでもいいですよ。 ――京都ですか。じゃあ清水寺とか行かれたりするんですか? 高柳:あえてそこは王道すぎるので、芸能神社で有名だと言われている車折神社に行って、みんなで写真を撮ったり、明音ちゃんがもっと活躍するようにってみんなにお願いしてもらって(笑)。あと、京都って食べ物もおいしいし、いろいろな手作り体験もできるので、ほんと修学旅行みたいにみんなで思い出を作りたいな。
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高柳明音、再びステージへ
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