お金

「株価10倍を達成したゲーム株」はこれ!日本株高騰のなか“明暗くっきり”のゲーム銘柄8選

●『パズドラ』大ブレイク後のガンホーは?

ガンホー

社会現象にもなった『パズドラ』を運営するガンホーの公式サイト

 2012年にリリースした『パズル&ドラゴンズ』の空前のヒットで、およそ1年間で100倍という伝説的な大相場を演じたガンホー・オンライン・エンターテイメント。2013年に上場来高値16330円をつけたあと、株価は右肩下がりとなり、コロナショックの底で1359円をつけました。現在はなだらかに回復し株価は2700円前後で推移しています。 『パズドラ』のブームは落ち着いたものの、根強くファンに支持され、現在でもセールスランキングトップ10に顔を出しています。この5月には国内累計6200万DLを記録しました。また、低年齢層向けのSwitch用アクション『ニンジャラ』(2020年DL開始)が世界累計1100万DLを突破と、新たなブランドも確立しつつあります。ゲーム事業がメインのガンホー。『パズドラ』の奇跡は再び起こるのでしょうか?

●『モンスト』を当てたmixiの次なる狙いは?

 招待制のSNSサービスとして一時代を築いた「mixi」。2006年に上場したあと、ブームの終焉とともに株価は下がり、2013年には高値から約1/15の200円台に……。しかし、2013年9月に配信が始まったスマホアプリ『モンスターストライク』が大ヒット。一気に7000円近くまで株価は上昇しました。  現在は株価3000円手前。競輪アプリを中心としたスポーツ事業、子ども用GPSサービス「みてねみまもりGPS」など事業は多様化しており、ゲーム株とは言えないかもしれません。
次のページ
『ドラクエウォーク』のコロプラは?
1
2
3
4
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

記事一覧へ
おすすめ記事